監視,測定,分析及び評価
説明文が挙げる評価は 2 つある。それぞれの基準と対象を答えよ。
- サービスマネジメントの目的に照らして、 サービスマネジメントシステムのパフォーマンスと有効性を評価する
- サービスの要求事項に照らして、サービスの有効性を評価する
サービスマネジメントの目的に照らしてサービスマネジメントシステムのパフォーマンスと 有効性を評価すること,また,サービスの要求事項に照らして,サービスの有効性を 評価することを理解する。
基準も対象も、2 つで別のものである。
細目名は「監視,測定,分析及び評価」である。このうち説明文に現れるのはどれか。
「評価」だけである。
「監視」「測定」「分析」の 3 語は、説明文に 1 度も現れない。
この細目には用語例も無い。 つまり 3 語は、この細目のどこにも現れない。
名前から中身を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。
「パフォーマンス」は 2 つの評価のどちらに現れるか。
1 つ目だけである。
| 評価 | 対象 |
|---|---|
| 1 つ目 | サービスマネジメントシステムのパフォーマンスと有効性 |
| 2 つ目 | サービスの有効性 |
2 つ目は「有効性」だけで、「パフォーマンス」が付かない。
シラバスが「サービスのパフォーマンスは評価しない」と述べているわけではない。 書かれていない、というところまでである。
この細目に用語例はあるか。
無い。
中分類 15 の 40 細目のなかで用語例を持たない細目は、3 件だけである — この細目、1.(3)ITIL、2.(20)情報セキュリティ管理。
説明文だけで構成された細目である。
シラバスはサービスマネジメントの目的に照らしてサービスマネジメントシステムのパフォーマンスと有効性を評価すること、またサービスの要求事項に照らしてサービスの有効性を評価することを理解するとしている。説明文が扱っているのは評価だけで、細目名にある監視・測定・分析の 3 語は説明文に現れない。評価は基準と対象の組が 2 つあり、パフォーマンスが付くのは 1 つ目だけである。ただしシラバスが「サービスのパフォーマンスは評価しない」と述べているわけではなく、2 つ目に書かれていない、というところまでである。この細目には用語例が無く、用語例を持たない細目は中分類 15 の 40 細目のなかで 3 件だけである。
2 つの評価(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 基準(「〜に照らして」) | 対象 |
|---|---|---|
| 1 | サービスマネジメントの目的 | サービスマネジメントシステムのパフォーマンスと有効性 |
| 2 | サービスの要求事項 | サービスの有効性 |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。 基準も対象も 2 つで別のものである。 「パフォーマンス」が付くのは 1 つ目だけである。
細目名の 4 語と、説明文での現れ方
| 順 | 細目名の語 | 説明文 |
|---|---|---|
| 1 | 監視 | 現れない |
| 2 | 測定 | 現れない |
| 3 | 分析 | 現れない |
| 4 | 評価 | 2 回 |
この表の「順」は細目名に現れる順であって、行いの順序ではない。 この細目には用語例が無いため、3 語は用語例にも現れない。
用語例を持たない細目(中分類 15 の 40 細目すべてを数えたもの)
| 細目 |
|---|
| 1.(3)ITIL |
| 2.(20)情報セキュリティ管理 |
| 3.(1)①(この細目) |
3 件はいずれも用語例を持たない。 この表は 3 件を並べたものであり、シラバスが 3 つを対比しているわけではない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(「また,」で 2 つをつなぐ) |
| 文末 | 「〜を理解する。」 |
| 用語例 | 無し(列挙そのものが無い) |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文である。
サービスマネジメントの目的に照らしてサービスマネジメントシステムのパフォーマンスと 有効性を評価すること,また,サービスの要求事項に照らして,サービスの有効性を 評価することを理解する。
用語例は無い。 説明文がこの細目のすべてである。
評価は 2 つ、基準も対象も別
Section titled “評価は 2 つ、基準も対象も別”「〜に照らして」という基準が 2 か所に置かれている。
| 順 | 基準 | 対象 |
|---|---|---|
| 1 | サービスマネジメントの目的 | サービスマネジメントシステムのパフォーマンスと有効性 |
| 2 | サービスの要求事項 | サービスの有効性 |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。
1 つ目の対象は「サービスマネジメントシステム」、2 つ目は「サービス」である。 同じ語ではない。
どちらの評価を先に行うか、両方を同時に行うかは書かれていない。
「パフォーマンス」が付くのは 1 つ目だけ
Section titled “「パフォーマンス」が付くのは 1 つ目だけ”1 つ目の対象は「パフォーマンスと有効性」で、2 つを「と」でつないでいる。
2 つ目の対象は「有効性」だけである。
| 順 | 対象の内訳 |
|---|---|
| 1 | パフォーマンス / 有効性 |
| 2 | 有効性 |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、重要度ではない。
「有効性」は両方に現れる。 そこまでが読み取れることである。
シラバスが「サービスのパフォーマンスは評価の対象でない」と述べているわけではない。
細目名の 4 語のうち 3 語が説明文に無い
Section titled “細目名の 4 語のうち 3 語が説明文に無い”細目名は「監視,測定,分析及び評価」で、4 語が読点と「及び」でつながれている。
説明文に現れるのは「評価」だけである。
| 順 | 細目名の語 | 説明文 |
|---|---|---|
| 1 | 監視 | 現れない |
| 2 | 測定 | 現れない |
| 3 | 分析 | 現れない |
| 4 | 評価 | 2 回 |
この表の「順」は細目名に現れる順であって、行いの順序ではない。
「監視して、測定して、分析して、評価する」という流れを、シラバスは書いていない。 4 語がどう関係するか、どの順で行うかも書かれていない。
このノートでその流れを補わない。
用語例が無い
Section titled “用語例が無い”中分類 15 の 40 細目のなかで用語例を持たない細目は 3 件だけで、この細目はその 1 つである。
| 細目 |
|---|
| 1.(3)ITIL |
| 2.(20)情報セキュリティ管理 |
| 3.(1)①(この細目) |
3 件はいずれも用語例を持たない。 この表は 3 件を並べたものであり、シラバスが 3 つを対比しているわけではない。 それぞれの細目に用語例があるか無いか、というところまでである。
用語例が無いことは、根拠が欠けていることを意味しない。 シラバスがこの細目には用語例を置いていない、というのがそのまま事実である。
同じ節の 3.(1)② サービスの報告 は用語例を 4 語持つ。
この細目は「3. パフォーマンス評価及び改善」の「(1)パフォーマンス評価」の下にある ① である。
同じ(1)の下に ② サービスの報告 がある。 シラバスが ① と ② の関係を述べているわけではない。
節の【目標】は次のとおりである。
パフォーマンス評価及び改善を修得し,適用する。
【目標】は節全体(4 細目)に掛かるものであって、この細目だけに掛かるものではない。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 「監視」「測定」「分析」がそれぞれ何をすることか(説明文にも用語例にも現れない)
- 4 語がどの順で行われるか、互いにどう関係するか
- 「パフォーマンス」と「有効性」の違い
- 「サービスマネジメントの目的」が何か、「サービスの要求事項」が何か
- 評価の方法、指標、頻度、実施者
- 評価の結果をどう扱うか
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。