仮想記憶管理
説明文の一文目と二文目は、それぞれ何を理解するとしているか。
実記憶と仮想記憶の関係,仮想記憶の有効性,仮想記憶方式の種類と特徴,動的アドレス変換の仕組みを理解する。また,ページング方式の代表的なページ置換えアルゴリズムについて,ページ置換え手順を理解する。
一文目は「実記憶と仮想記憶の関係,仮想記憶の有効性,仮想記憶方式の種類と特徴,動的アドレス変換の仕組みを理解する。」、二文目は「また,ページング方式の代表的なページ置換えアルゴリズムについて,ページ置換え手順を理解する。」である。 二文目は「また,」で始まる。
動的アドレス変換の仕組みと、ページ置換え手順の中身を、シラバスは書いていない。
用語例の 単一仮想空間方式 と 多重仮想空間方式 は、どこが違うか。
4 番目と 5 番目に続けて置かれ、先頭の「単一」「多重」だけが違う。 どちらも「仮想空間方式」で終わる。
2 語の違いを、シラバスは書いていない。
用語例のうち、括弧書きの無い英字だけの語はどれか。
LRU と FIFO の 2 語で、14 番目と 15 番目に並ぶ。
2 語の意味を、シラバスは書いていない。
シラバスは、実記憶と仮想記憶の関係、仮想記憶の有効性、仮想記憶方式の種類と特徴、動的アドレス変換の仕組みを理解するとし、また、ページング方式の代表的なページ置換えアルゴリズムについて、ページ置換え手順を理解するとしている。用語例は 16 語で、16 語それぞれの意味は書かれていない。
用語例 16 語(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中 |
|---|---|---|
| 1 | ベースアドレス方式 | — |
| 2 | セグメント方式 | — |
| 3 | セグメントページング方式 | — |
| 4 | 単一仮想空間方式 | — |
| 5 | 多重仮想空間方式 | — |
| 6 | スラッシング | — |
| 7 | DAT(Dynamic Address Translator:動的アドレス変換) | Dynamic Address Translator:動的アドレス変換 |
| 8 | TLB(Translation Lookaside Buffer) | Translation Lookaside Buffer |
| 9 | ページフォールト | — |
| 10 | ページイン | — |
| 11 | ページアウト | — |
| 12 | デマンドページング | — |
| 13 | ページリプレースメント | — |
| 14 | LRU | — |
| 15 | FIFO | — |
| 16 | ワーキングセット | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 「括弧の中」の列はシラバスの括弧をそのまま写したもので、括弧の中が見出しの別の書き方か、例示か、補足かを、シラバスは述べていない。 16 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 二文(98 字) |
| 一文目の文末 | 「〜動的アドレス変換の仕組みを理解する。」 |
| 二文目の文末 | 「〜ページ置換え手順を理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 無し |
| 説明文の中の括弧 | 無し |
| 用語例の数 | 16 |
| 括弧を持つ用語例 | 2 |
| 用語例の区分見出し | 無し |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は二文、98 字である。「など」も括弧も無い。
用語例 DAT(…) の括弧の中の「動的アドレス変換」は、説明文にも同じ文字列で現れる。 用語例 セグメント方式 は、1.(7)① の用語例にも同じ文字列で置かれている。 2 つの細目で同じ意味か、なぜ 2 回置かれているかを、シラバスは書いていない。
シラバスはこの細目を 1.(7)記憶管理 の見出しの下の 2 番目(最後)に置いている。 1.(7)は見出しだけで、本文(説明文・用語例)を持たない。
節 1 の【目標】の 2 項目目「ジョブ管理,タスク管理,記憶管理などOSの代表的な機能,役割を修得し,応用する。」は、見出し名「記憶管理」を文字列として持つ。 【目標】の項目と細目の対応を、シラバスは述べていない。
用語例の文字列の共通点
Section titled “用語例の文字列の共通点”| 文字列 | 用語例 |
|---|---|
| ページ | セグメントページング方式、ページフォールト、ページイン、ページアウト、デマンドページング、ページリプレースメント |
| 方式 | ベースアドレス方式、セグメント方式、セグメントページング方式、単一仮想空間方式、多重仮想空間方式 |
語の文字列の共通点であって、シラバスの分類ではない。 表は例である。
ほかの細目との文字列の重なり
Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”- 仮想記憶管理 — 1.(2)の用語例 仮想記憶管理 が、この細目の細目名に現れる。この細目の細目名が、1.(2)の用語例 仮想記憶管理に現れる
- 記憶管理 — 1.(2)の用語例 記憶管理 が、この細目の細目名に現れる
- 多重 — 1.(2)の用語例 多重(マルチ)プログラミング の括弧の前の「多重」が、この細目の用語例 多重仮想空間方式 に現れる
- セグメント方式 — この細目の用語例 セグメント方式 が、1.(7)① の用語例 セグメント方式 にも現れる
(用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名が、ほかの細目の細目名・説明文・用語例に現れる組は、b20gen/ov.py で両方向に照合し、すべて挙げた。細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「特徴」「種類」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。)
シラバスはこれらを結び付けていない。 文字列が同じことだけが事実である。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 16 語それぞれの意味
- 仮想記憶方式の種類と特徴、動的アドレス変換の仕組みの中身
- ページ置換え手順の中身
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。