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説明文を文ごとに読点で区切ると、どういう断片が並ぶか。

ソフトウェア要件定義では,業務モデル,論理データモデルを作成して,システムを構成するソフトウェアの境界,ソフトウェアに求められる機能,能力,インタフェースなどを決定し,ソフトウェア要件を定めることを理解する。また,要件定義のための業務分析には,DFD,E-R図,UMLなどの分析,表現方法を使用することを理解する。

文ごとに読点で区切ると、一文目は 8 つ、二文目は 6 つの断片になる。 二文目は「また」で始まる。

一文目:

  • ソフトウェア要件定義では
  • 業務モデル
  • 論理データモデルを作成して
  • システムを構成するソフトウェアの境界
  • ソフトウェアに求められる機能
  • 能力
  • インタフェースなどを決定し
  • ソフトウェア要件を定めることを理解する。

二文目:

  • また
  • 要件定義のための業務分析には
  • DFD
  • E-R図
  • UMLなどの分析
  • 表現方法を使用することを理解する。

説明文 157 字は、1.(3)② に次いでこの 22 細目で 2 番目に長い。断片どうしの係り方を、シラバスは書き分けていない。

用語例 要件の属性(…) は、括弧の中に何を置いているか。

「根拠,優先順位,ソフトウェア要素・テストケース・情報項目への追跡可能性(トレーサビリティ),検証手法」である。 読点で区切ると 「根拠」「優先順位」「ソフトウェア要素・テストケース・情報項目への追跡可能性(トレーサビリティ)」「検証手法」 の 4 つになり、3 つ目は括弧の中にさらに括弧を持つ。この 22 細目で括弧の中に括弧を持つ用語例は、この語と 1.(6)④ の 設計特性(…) の 2 件である。

括弧の中の語それぞれの意味を、シラバスは書いていない。

説明文の「DFD,E-R図,UMLなど」は、ほかの細目とどう重なるか。

「DFD」「E-R図」「UML」は、1.(8)④・1.(8)⑤・1.(8)⑥ の細目名と同じ文字列である。 1.(6)② の用語例にも、同じ文字列の DFD・E-R図・UML が置かれている。

説明文の 3 つと、同じ文字列の細目・用語例の関係を、シラバスは述べていない。

シラバスは、ソフトウェア要件定義では、業務モデル、論理データモデルを作成して、システムを構成するソフトウェアの境界、ソフトウェアに求められる機能、能力、インタフェースなどを決定し、ソフトウェア要件を定めることを理解するとし、また、要件定義のための業務分析には、DFD、E-R図、UMLなどの分析、表現方法を使用することを理解するとしている。用語例は 4 語で、4 語それぞれの意味は書かれていない。

用語例 4 語(シラバスの並び順のまま)

順用語例括弧の中
1要件の属性(根拠,優先順位,ソフトウェア要素・テストケース・情報項目への追跡可能性(トレーサビリティ),検証手法)根拠,優先順位,ソフトウェア要素・テストケース・情報項目への追跡可能性(トレーサビリティ),検証手法
2トレーサビリティマトリクス—
3UXデザイン—
4使用性(usability)usability

この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 「括弧の中」の列は、シラバスの括弧の中の文字列をそのまま写したものである。 4 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。

この細目でのシラバスの書き方

項目記載
説明文二文(157 字)
一文目の文末「〜ソフトウェア要件を定めることを理解する。」
二文目の文末「〜表現方法を使用することを理解する。」
説明文の「など」2 箇所
説明文の中の括弧無し
用語例の数4
括弧を持つ用語例2
用語例の区分見出し無し

説明文は二文、157 字である。「など」は 2 箇所ある。括弧は無い。

説明文 157 字は、1.(3)② に次いでこの 22 細目で 2 番目に長い。 4 番目の 使用性(…) は、括弧の中に英語を置く。

シラバスはこの細目を 1.(6)ソフトウェアの境界及び要件の定義 の見出しの下の 1 番目に置いている。 1.(6)は見出しだけで、本文(説明文・用語例)を持たない。

説明文の「ソフトウェア要件定義」は、節 1 の【目標】「システム及び/又はソフトウェア要件定義の考え方,手順,手法,留意事項を修得し,適用する。」にも現れる。 【目標】の項目と細目の対応を、シラバスは述べていない。

ほかの細目との文字列の重なり

Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”
  • UXデザイン — この細目の用語例 UXデザイン が、1.(3)③ の用語例 UXデザイン にも現れる
  • DFD — 1.(6)② の用語例 DFD が、この細目の説明文に現れる。1.(8)④ の細目名が、この細目の説明文に現れる
  • E-R図 — 1.(6)② の用語例 E-R図 が、この細目の説明文に現れる。1.(8)⑤ の細目名が、この細目の説明文に現れる
  • UML — 1.(6)② の用語例 UML が、この細目の説明文に現れる。1.(8)⑥ の細目名が、この細目の説明文に現れる
  • トレーサビリティマトリクス — この細目の用語例 トレーサビリティマトリクス が、1.(7)の用語例 トレーサビリティマトリクス にも現れる
  • 属性 — 1.(8)⑥ の用語例 属性 が、この細目の用語例 要件の属性(…) に現れる
  • モデル — 1.(8)⑥ の用語例 モデル が、この細目の説明文に現れる

(用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名が、ほかの細目の細目名・説明文・用語例に現れる組は、b23gen/ov.py で両方向に照合し、すべて挙げた。細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「要件」「定義」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。ほかの細目の用語例の括弧の中は、照合する先に含めていない(括弧の中に当たる一致は挙げない)。)

シラバスはこれらを結び付けていない。 文字列が同じことだけが事実である。

次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。

  • 4 語と括弧の中の語それぞれの意味
  • 説明文の断片「業務モデル」「論理データモデルを作成して」の中身
  • 説明文の「DFD,E-R図,UMLなど」と 1.(8)④〜⑥ の関係

名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。