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変更管理の開始で行うことを 2 つ挙げよ。
  1. 変更要求を記録・分類する
  2. どちらで変更の管理を行うかを決定する

…変更要求を記録・分類し,…どちらで変更の管理を行うかを決定することを理解する。

「記録・分類」は中黒でつながれている。

変更要求に含まれるものを 3 つ挙げよ。つなぎ方に注意せよ。

サービスの追加、廃止、提案の 3 つである。

サービスの追加,廃止又は提案を含む変更要求

最後が「又は」でつながれている。 「サービスの」が 3 つすべてに係るのか、追加・廃止だけに係るのかは、逐語からは一意に決まらない。

「含む」であり、この 3 つで全部だとは書かれていない。

決定する行き先は何か。どんな記号で囲まれているか。

2 つである。どちらも二重引用符で囲まれている。

**“サービスの設計及び移行”又は“変更管理の活動”**のどちらで変更の管理を行うかを決定する

  • “サービスの設計及び移行” — 同じ小分類の**(13)の節名**
  • “変更管理の活動” — 同じ節((12)変更管理)の③ の細目名

29 細目のなかで、ほかの箇所の名前を二重引用符で名指しした記述はここだけである。

シラバスは変更管理の開始では、サービスの追加、廃止又は提案を含む変更要求を記録・分類し、サービスの設計及び移行又は変更管理の活動のどちらで変更の管理を行うかを決定することを理解するとしている。行き先として挙げられる 2 つはいずれも二重引用符で囲まれており、前者は同じ小分類の(13)の節名、後者は同じ節の ③ の細目名と一致する。これは 29 細目のなかで、ほかの箇所の名前を二重引用符で名指しした唯一の記述である。「含む」であり、挙げられた 3 つで全部だとは書かれていない。用語例は変更要求(RFC)の 1 語だけで、RFC には展開が付いていない。

説明文が挙げる 2 つの行い(シラバスの並び順のまま)

順対象行い
1サービスの追加,廃止又は提案を含む変更要求記録・分類
2どちらで変更の管理を行うか決定

この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。 「記録・分類」は中黒でつながれた 1 つの行いとして書かれている。

変更要求に含まれるもの

順内容つなぎ方
1サービスの追加読点
2廃止「又は」
3提案—

この表の「順」は説明文に現れる順であって、重要度ではない。

「サービスの」が 3 つすべてに係るのか、追加・廃止だけに係るのかは、逐語からは一意に決まらない。 「含む」であり、この 3 つで全部だとは書かれていない。

決定する行き先の 2 つ

行き先シラバスの記法一致する箇所
“サービスの設計及び移行”二重引用符同じ小分類の**(13)の節名**
“変更管理の活動”二重引用符同じ節((12))の③ の細目名

この表は名前が一致することを示すものであり、 シラバスが「その細目のことである」と説明しているわけではない。

用語例 1 つ

用語例括弧の中身
変更要求RFC(展開なし)

用語例は 1 語だけである。

この細目でのシラバスの書き方

項目記載
説明文一文
列挙に付くラベル用語例
用語例の数1
節の中の位置(12)変更管理 の ②(①③ が並ぶ)

説明文は一文である。

変更管理の開始では,サービスの追加,廃止又は提案を含む変更要求を記録・分類し, “サービスの設計及び移行”又は“変更管理の活動”のどちらで変更の管理を行うかを 決定することを理解する。

続けて 1 つが列挙されている。

用語例 変更要求(RFC)

説明文は「変更管理の開始では,」で始まる。

細目名をそのまま文頭に置く形である。 同じ形は、同じ節の ③ 変更管理の活動(「変更管理の活動では,」)にもある。

「サービスの追加,廃止又は提案を含む変更要求」である。

順内容
1追加
2廃止
3提案

この表の「順」は説明文に現れる順であって、重要度ではない。

最後が「又は」でつながれている。 「含む」であり、この 3 つで全部だとは書かれていない。

シラバスが 3 つの違いを説明しているわけではない。

行いは「記録・分類」と「決定」

Section titled “行いは「記録・分類」と「決定」”

1 つ目は「記録・分類」と中黒でつながれている。 2 つに分けて数えない。

2 つ目は「どちらで変更の管理を行うかを決定する」である。

説明文に書かれているのは、どちらで変更の管理を行うかを決定するところまでである。 この細目が変更の管理そのものを行うかどうかは書かれていない。

行き先が二重引用符で名指しされている

Section titled “行き先が二重引用符で名指しされている”

シラバスは行き先の 2 つを二重引用符で囲んでいる。

“サービスの設計及び移行”又は“変更管理の活動”

この 2 つは、同じ小分類の別の箇所の名前と一致する。

行き先一致する箇所
“サービスの設計及び移行”(13)の節名(その下に①②③がある)
“変更管理の活動”(12)③ の細目名

29 細目のなかで、ほかの箇所の名前を二重引用符で名指しした記述はここだけである。

シラバスが「その細目のことである」と明記しているわけではない。 名前が一致する、というところまでである。

なお、細目をまたぐ従属関係をシラバスが明示している箇所は、 この 29 細目のなかでもう 1 つある — 2.(17)問題管理 の「問題管理に必要な変更は,変更管理の方針に従って管理する」。 ただし、そちらは二重引用符を使っていない。

用語例は「変更要求(RFC)」の 1 語だけである。

RFC が何の略かは、シラバスに書かれていない。 シラバスが展開していない略称を、このノートで補うことはしない。

この 29 細目には、展開の付かない略称がほかにもある — 1.(4)の SLO・SLI、2.(1)の PDCA、2.(4)の SAM、2.(5)の CI・CMDB、2.(8)の SaaS・PaaS・IaaS、2.(11)の CPU(管理指標の括弧の中)、2.(12)③ の CAB・PIR、2.(18)の MTBF・MTTR・MTBSI・MTRS。

同じ「変更要求」という語は、この 29 細目のなかの 2 つの細目にも現れる。

細目表記
2.(2)サービスの計画説明文・用語例に 変更要求(括弧なし)
2.(12)②(この細目)変更要求(RFC)
2.(12)③ 変更管理の活動箇条書きに 変更要求(括弧なし)

括弧が付くのはこの細目だけである。 どれもシラバスの表記のままである。揃えない。 シラバスが 3 つを同じものとして扱っているかどうかも書かれていない。

小分類 02 の 25 細目のうち用語例が 1 語なのは 3 つある — この細目、2.(3)サービスカタログ管理、2.(15)② 重大なインシデントの対応。

用語例が少ないことは、根拠が欠けていることを意味しない。 シラバスがこの細目に置いた用語例が 1 語である、というのがそのまま事実である。

次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。

  • RFC が何の略か(シラバスが展開していない)
  • 変更要求に何を記載するか、誰が出すか
  • 記録・分類をどう行うか、どんな分類があるか
  • どちらで管理するかを何を基準に決めるか、誰が決めるか
  • 「追加」「廃止」「提案」の違い
  • “サービスの設計及び移行” と “変更管理の活動” のそれぞれの中身

名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。

同じ節の ①(変更管理方針)・③(変更管理の活動)の内容を、この細目に書かない。 それぞれ別の細目である。