情報セキュリティリスクアセスメント
説明文は、何をすることを理解するとしているか。
リスクを特定し,そのリスクの生じやすさ及び実際に生じた場合に起こり得る結果を定量的又は定性的に把握してリスクレベルを決定し,組織が定めたリスク受容基準に基づく評価を行うことを理解する。
読点で区切ると 3 つである。
- リスクを特定し
- そのリスクの生じやすさ及び実際に生じた場合に起こり得る結果を定量的又は定性的に把握してリスクレベルを決定し
- 組織が定めたリスク受容基準に基づく評価を行うこと
用語例のうち、括弧を持つ語は何を括弧の中に置いているか。
2 語である。
- リスク基準(リスク受容基準,情報セキュリティリスクアセスメントを実施するための基準) — 括弧の中の「リスク受容基準」は説明文と同じ文字列で、2 つ目は細目名を持つ
- リスクアセスメントのプロセス(リスク特定,リスク分析,リスク評価) — 括弧の中に 3 つの語を並べる
括弧の中が見出しの別の書き方か、例示か、補足かを、シラバスは述べていない。
用語例の リスクの定性的分析 と リスクの定量的分析 は、説明文のどこと文字列が重なるか。
説明文の「定量的又は定性的に把握して」である。 用語例は 定性的 を 9 番目、定量的 を 10 番目に置き、説明文とは並びが逆である。
2 つの違いを、シラバスは書いていない。 用語例の リスク忌避 と リスク選好 も、別の語として 7 番目と 8 番目に並ぶ。
シラバスは、リスクを特定し、そのリスクの生じやすさ及び実際に生じた場合に起こり得る結果を定量的又は定性的に把握してリスクレベルを決定し、組織が定めたリスク受容基準に基づく評価を行うことを理解するとしている。用語例は 10 語で、括弧を持つ語が 2 語ある。10 語それぞれの意味は書かれていない。
用語例 10 語(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中 |
|---|---|---|
| 1 | リスク基準(リスク受容基準,情報セキュリティリスクアセスメントを実施するための基準) | リスク受容基準,情報セキュリティリスクアセスメントを実施するための基準 |
| 2 | リスクレベル | — |
| 3 | リスクマトリックス | — |
| 4 | リスク所有者 | — |
| 5 | リスク源 | — |
| 6 | リスクアセスメントのプロセス(リスク特定,リスク分析,リスク評価) | リスク特定,リスク分析,リスク評価 |
| 7 | リスク忌避 | — |
| 8 | リスク選好 | — |
| 9 | リスクの定性的分析 | — |
| 10 | リスクの定量的分析 | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 「括弧の中」の列はシラバスの括弧をそのまま写したもので、括弧の中が見出しの別の書き方か、例示か、補足かを、シラバスは述べていない。 10 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(92 字) |
| 文末 | 「〜組織が定めたリスク受容基準に基づく評価を行うことを理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 無し |
| 説明文の中の括弧 | 無し |
| 用語例の数 | 10 |
| 括弧を持つ用語例 | 2 |
| 用語例の区分見出し | 無し |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文、92 字である。「など」も括弧も無い。
シラバスはこの細目を 2.(2)リスク分析と評価 の見出しの下の 4 番目に置いている。 2.(2)は見出しだけで、それ自体は細目ではない。
節 2 の【目標】の 2 項目目「リスク分析と評価などの方法,手順を修得し,応用する。」は、見出し名「リスク分析と評価」を文字列として持つ。 【目標】の項目と細目の対応を、シラバスは述べていない。
用語例の文字列の共通点
Section titled “用語例の文字列の共通点”10 語すべてが「リスク」の文字列を持つ。 リスク基準(…) の括弧の中の 2 つも「基準」で終わる。 語の文字列の共通点であって、シラバスの分類ではない。
ほかの細目との文字列の重なり
Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”- 情報セキュリティリスクアセスメント — この細目の細目名が、2.(2)① の説明文、2.(2)⑤ の説明文に現れる
(用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名が、ほかの細目の細目名・説明文・用語例に現れる組は、b13terms.py・b13where.py で両方向に照合し、すべて挙げた。細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「評価」「基準」など)、ここには挙げていない。)
シラバスはこれらを結び付けていない。 文字列が同じことだけが事実である。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 10 語それぞれの意味
- リスクの定性的分析 と リスクの定量的分析 の違い
- リスクマトリックス の中身
- リスクアセスメントのプロセス(…)の括弧の中の 3 つの関係
- この細目と 2.(2)の見出し「リスク分析と評価」・2.(2)①・2.(2)⑤ の関係
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。