ファシリティマネジメントの目的と考え方
説明文は、何における目的・考え方を理解せよと書いているか。逐語で答えよ。
コンピュータシステムやネットワークの施設基盤の設計,構築の管理及び運営における ファシリティマネジメントの目的,考え方を理解する。
対象は「コンピュータシステムやネットワークの施設基盤」であり、 その「設計,構築の管理及び運営」における目的・考え方である。
「ファシリティマネジメントの目的」の中身は書かれているか。
書かれていない。
説明文は「目的,考え方を理解する」と求めるだけで、その中身を述べていない。
用語例も「ファシリティマネジメント」の 1 語だけである。
名前から中身を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。
用語例は何語か。細目名との違いは何か。
1 語である。「ファシリティマネジメント」。
| 位置 | 表記 |
|---|---|
| 細目名 | ファシリティマネジメントの目的と考え方 |
| 用語例 | ファシリティマネジメント |
用語例は細目名から「の目的と考え方」を取り除いた形である。
シラバスはコンピュータシステムやネットワークの施設基盤の設計、構築の管理及び運営におけるファシリティマネジメントの目的、考え方を理解するとしている。説明文は理解する対象の範囲を示すだけで、目的も考え方も中身は書かれていない。用語例はファシリティマネジメントの 1 語だけで、細目名から「の目的と考え方」を取り除いた形である。
説明文の組み立て
| 位置 | 逐語 |
|---|---|
| 対象 | コンピュータシステムやネットワークの施設基盤 |
| 場面 | 設計,構築の管理及び運営における |
| 理解する対象 | ファシリティマネジメントの目的,考え方 |
この表はシラバスの一文を位置ごとに切り出したものであり、 シラバスがこの 3 つの見出しを立てているわけではない。
「設計,構築の管理及び運営」の並び
施設基盤の設計,構築の管理及び運営における
読点と「及び」でつながれた一続きの句である。 「構築の管理」の「の管理」がどこまでに掛かるかは、シラバスが明示していない。 このノートで区切り方を決めない。区切った表も作らない。
用語例 1 個
| 順 | 用語例 | 括弧の中身 |
|---|---|---|
| 1 | ファシリティマネジメント | —(括弧なし) |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 1 語だけで、細目名から「の目的と考え方」を取り除いた形である。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文 |
| 文末 | 「〜を理解する。」 |
| 列挙に付くラベル | 用語例 |
| 用語例の数 | 1 |
| 末尾 | 「など」は付かない |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文である。
コンピュータシステムやネットワークの施設基盤の設計,構築の管理及び運営における ファシリティマネジメントの目的,考え方を理解する。
続けて 1 つが列挙されている。
用語例 ファシリティマネジメント
説明文は範囲を示すだけである
Section titled “説明文は範囲を示すだけである”この細目の説明文は、理解する対象の範囲を示している。
「目的」も「考え方」も、その中身は書かれていない。
「目的,考え方」は読点でつながれた 2 つである。 細目名では「目的と考え方」で、つなぎ方が違う。
| 位置 | 表記 |
|---|---|
| 細目名 | 目的と考え方 |
| 説明文 | 目的,考え方 |
どちらもシラバスの表記のままである。揃えない。
対象は「施設基盤」
Section titled “対象は「施設基盤」”「コンピュータシステムやネットワークの施設基盤」である。
「や」でつながれており、この 2 つに限られるとは書かれていない。
「施設基盤」が何を含むかは書かれていない。
用語例は 1 語だけ
Section titled “用語例は 1 語だけ”小分類 05(4 細目)のなかで、用語例が 1 語なのはこの細目と 5.(1)③ 施設・設備の維持保全 である。
| 順 | 細目 | 用語例の数 |
|---|---|---|
| 1 | 5.(1)①(この細目) | 1 |
| 2 | 5.(1)② 施設管理・設備管理 | 7 |
| 3 | 5.(1)③ 施設・設備の維持保全 | 1 |
| 4 | 5.(1)④ 環境側面 | 6 |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。
用語例が少ないことは、根拠が欠けていることを意味しない。 シラバスがこの細目には 1 語しか置いていない、というのがそのまま事実である。
この細目は「5. ファシリティマネジメント」の「(1)ファシリティマネジメント」の下にある ① である。
節の名前と(1)の名前が同じで、その下に ①②③④ が並ぶ。
節の【目標】は次のとおりである。
ファシリティマネジメントの目的,考え方,施設や設備の管理,維持保全における 留意事項を修得し,適用する。
【目標】には「留意事項」という語があるが、この細目の説明文には現れない。 【目標】は節全体(4 細目)に掛かるものであって、この細目だけに掛かるものではない。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- ファシリティマネジメントの目的が何か
- ファシリティマネジメントの考え方が何か
- 「施設基盤」が何を含むか
- 「設計」「構築の管理」「運営」がそれぞれ何をすることか
- 「留意事項」(【目標】)が何を指すか
- 同じ節の ②③④ の内容
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。
この細目の根拠は、説明文の一文と用語例 1 語だけである。