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説明文が挙げる 3 つを、シラバスの並び順で答えよ。末尾の形にも注意せよ。
  1. 財務管理の方針及びプロセスに従ってサービスの予算業務及び会計業務を行うこと
  2. 費用はサービスに対して効果的な財務管理及び意思決定ができるように予算化すること
  3. あらかじめ定めた間隔で、予算に照らして実際の費用を監視・報告し、財務予測をレビューし、 費用を管理すること

末尾は「〜することなどを理解する」と「など」で開かれている。 この 3 つで全部だとは書かれていない。

3 つ目には、行いが 3 つ入っている。何か。
  1. 予算に照らして実際の費用を監視・報告し
  2. 財務予測をレビューし
  3. 費用を管理する

1 つ目は「監視・報告」と中黒でつながれている。 条件は「あらかじめ定めた間隔で」である。

用語例で括弧が付いているのはどれか。括弧の中身は何か。

「総所有費用(TCO)」だけである。

括弧の中身は略称 TCO であって、英語のつづりではない。 日本語の呼び名が先で、略称が後ろに付く形である。

TCO が何の略かは、シラバスに書かれていない。

シラバスは財務管理の方針及びプロセスに従ってサービスの予算業務及び会計業務を行うこと、費用はサービスに対して効果的な財務管理及び意思決定ができるように予算化すること、及びあらかじめ定めた間隔で予算に照らして実際の費用を監視・報告し、財務予測をレビューし、費用を管理することなどを理解するとしている。説明文の末尾が「〜することなどを理解する」と「など」で開かれており、挙げられた 3 つで全部だとは書かれていない。用語例は 11 語で、TCO だけが括弧を持つが、その中身は略称であって英語のつづりではない。細目名にある「予算業務」と「会計業務」のそれぞれの中身と、両者がどう違うかは書かれていない。

説明文が挙げる 3 つ(シラバスの並び順のまま)

順内容
1財務管理の方針及びプロセスに従って予算業務及び会計業務を行う
2費用を予算化する(効果的な財務管理及び意思決定ができるように)
3あらかじめ定めた間隔で — 監視・報告/レビュー/管理

この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。 末尾は「〜することなどを理解する」と「など」で開かれている。3 つで全部だとは書かれていない。

3 つ目に入っている 3 つの行い

順対象行い
1予算に照らして実際の費用監視・報告
2財務予測レビュー
3費用管理

この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。

1 つ目は「監視・報告」と中黒でつながれている。

用語例 11 個(シラバスの並び順のまま)

順用語例括弧の中身
1サービスの予算業務及び会計業務—
2財務管理—
3予算業務—
4会計業務—
5課金—
6配賦—
7費用—
8直接費—
9間接費—
10減価償却—
11総所有費用TCO

この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 括弧が付くのは 11 番目だけで、その中身は略称である(英語のつづりではない)。 1 番目は細目名と同じである。

この細目でのシラバスの書き方

項目記載
説明文一文(長く、3 つを読点でつなぐ)
説明文の末尾「〜することなどを理解する」(「など」で開く)
列挙に付くラベル用語例
用語例の数11

説明文は一文である。長いので 3 つに切って読む。

財務管理の方針及びプロセスに従ってサービスの予算業務及び会計業務を行うこと,費用は サービスに対して効果的な財務管理及び意思決定ができるように予算化すること,及び あらかじめ定めた間隔で,予算に照らして実際の費用を監視・報告し,財務予測をレビューし, 費用を管理することなどを理解する。

続けて 11 個が列挙されている。

用語例 サービスの予算業務及び会計業務,財務管理,予算業務,会計業務,課金,配賦,費用, 直接費,間接費,減価償却,総所有費用(TCO)

説明文の末尾が「など」で開かれている

Section titled “説明文の末尾が「など」で開かれている”

この細目の説明文は「〜することなどを理解する」で終わる。

挙げられた 3 つで全部だとは書かれていない。

小分類 02 の 25 細目のなかで、説明文の末尾が「など」で開かれているのはこの細目だけである。

シラバスがこの書き分けの理由を書いているわけではない。

1 つ目 — 財務管理の方針及びプロセスに従う

Section titled “1 つ目 — 財務管理の方針及びプロセスに従う”

「財務管理の方針及びプロセスに従って」という前提が置かれている。

予算業務と会計業務は、財務管理の方針とプロセスに従って行うと書かれている。

「財務管理の方針及びプロセス」が何を定めるかは書かれていない。

「費用はサービスに対して効果的な財務管理及び意思決定ができるように予算化すること」である。

予算化の目的が 2 つ挙げられている。

順目的
1効果的な財務管理
2意思決定

この表の「順」は説明文に現れる順であって、重要度ではない。

「サービスに対して」がどちらに係るかは、文の構造からは一意に決まらない。

3 つ目 — 間隔を置いて行う 3 つ

Section titled “3 つ目 — 間隔を置いて行う 3 つ”

条件は「あらかじめ定めた間隔で」である。

順対象行い
1予算に照らして実際の費用監視・報告
2財務予測レビュー
3費用管理

この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。

1 つ目は「監視・報告」と中黒でつながれた 1 つの行いとして書かれている。 2 つに分けて数えない。

1 つ目には「予算に照らして」という基準が付いている。

「あらかじめ定めた間隔」がどれくらいか、誰が定めるかは書かれていない。

なお、同じ中分類には似た条件を置く細目がある。

細目条件の表記
2.(5)構成管理定められた間隔で
2.(7)サービスレベル管理あらかじめ決められた間隔で
2.(9)(この細目)あらかじめ定めた間隔で
2.(10)需要管理あらかじめ定めた間隔で
2.(19)サービス継続管理あらかじめ定めた間隔又は…

この細目と 2.(10)・2.(19)は同じ「あらかじめ定めた間隔」である。 2.(5)と 2.(7)は表記が違う。どれもシラバスの表記のままである。揃えない。 シラバスが「これらは同じ意味である」と述べているわけでもない。

1 番目「サービスの予算業務及び会計業務」は細目名と同じである。

3 番目「予算業務」と 4 番目「会計業務」は、1 番目を分けた形になっている。 ただし、シラバスが「1 番目はこの 2 つからなる」と述べているわけではない。

7 番目「費用」を挟んで、8 番目「直接費」・9 番目「間接費」が続く。 両者がどう違うか、「費用」がこの 2 つに分かれるかは書かれていない。

11 番目は「総所有費用(TCO)」である。

括弧の中身は略称 TCO であって、英語のつづりではない。 日本語の呼び名が先で、略称が後ろに付く形である。

TCO が何の略かは、シラバスに書かれていない。

同じ形(日本語が先で略称が後ろ、英語のつづり無し)は、 同じ中分類の 2.(19)サービス継続管理 の用語例にもある — 事業継続計画(BCP)。 ただし、同じ細目には「RTO(目標復旧時間)」のように略称が先で訳語が後ろの形もあり、並びは揃っていない。

次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。

  • 「予算業務」と「会計業務」の違い、それぞれが何をすることか
  • 「課金」「配賦」がそれぞれ何をすることか、両者の関係
  • 「直接費」と「間接費」の違い、分け方
  • 「減価償却」の計算方法、対象
  • TCO が何の略か、何を含む費用か、どう算出するか
  • 「財務管理の方針及びプロセス」が何を定めるか
  • 「あらかじめ定めた間隔」がどれくらいか
  • 「財務予測」が何を予測するか

名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。