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シラバス(4)ソフトウェアの標準は、何を理解せよと書いているか。用語例は何か。

「オブジェクト指向プログラミングの基盤となる標準の役割と内容を理解する」である。 用語例は **CORBA・OMG・EJB(Enterprise Java Beans)**の 3 つで、個々の用語例に説明は付いていない。

OMG の About ページは、どんな標準名を挙げているか。CORBA は入っているか。

ページが挙げているのは DDS、SysML、UML、BPMN、FIBO、FIGI、UPOS、GEMS、SOLM、XTCE、XUSP である。 この一覧に CORBA は現れない。 ただしこれは、ページが挙げる標準名がこれで全部だという意味でも、 OMG と CORBA に関係が無いことを確かめたという意味でもない。 シラバスが CORBA と OMG を同じ用語例に並べていることまでが、確認できる範囲である。

OMG は自らをどんな組織だと説明しているか。

「an international, open membership, not-for-profit technology standards consortium」である。 規模については OMG SDO(Standards Development Organization)について 「international (27 countries), membership-driven (230+ organizations) and not-for-profit consortium」と書かれている。 「Founded in 1989, OMG standards are driven by vendors, end-users, academic institutions and government agencies.」ともあり、標準を推し進める主体としてベンダ・利用者・学術機関・政府機関が 並べられている。

シラバスはこの細目についてオブジェクト指向プログラミングの基盤となる標準の役割と内容を理解するとし、用語例に CORBA・OMG・EJB(Enterprise Java Beans)を挙げているが、一次情報として確認できたのは OMG が国際的で open membership の非営利の技術標準コンソーシアムであり、ページに「Founded in 1989」とあり、ベンダ・利用者・学術機関・政府機関が標準を推し進めるという自己記述までで、OMG の About ページが挙げる標準名の一覧に CORBA は現れないがそれは両者に関係が無いことを確かめたものではなく、CORBA と EJB の内容についてはシラバスが用語例に挙げていること以外を確認できていない。

用語例の 3 つと、確認できた範囲

用語例シラバスでの位置づけ一次情報として確認できたこと
OMG用語例(説明文なし)国際的・open membership・非営利の技術標準コンソーシアム。「Founded in 1989」。27 か国・230 超という規模は OMG SDO についての記述
CORBA用語例(説明文なし)このノートの根拠では裏づけられていない。 OMG の About ページが挙げる標準名の一覧には現れない
EJB(Enterprise Java Beans)用語例(説明文なし)一次情報を取っていない
(参考)OMG の About ページが挙げる標準名—DDS、SysML、UML、BPMN、FIBO、FIGI、UPOS、GEMS、SOLM、XTCE、XUSP(→ ## 詳細説明)

シラバスの説明文は「オブジェクト指向プログラミングの基盤となる標準の役割と内容を理解する」の 一文である。用語例は CORBA、OMG、EJB(Enterprise Java Beans)。 説明文には「役割」と「内容」の両方が挙がっているが、個々の用語例に対する説明は付いていない。

OMG は自らを次のように説明している。

The Object Management Group® (OMG®) is an international, open membership, not-for-profit technology standards consortium.

The Object Management Group® Standards Development Organization (OMG® SDO) is an international (27 countries), membership-driven (230+ organizations) and not-for-profit consortium

Founded in 1989, OMG standards are driven by vendors, end-users, academic institutions and government agencies.

読み取れるのは、(1) 会員制のコンソーシアムであること、(2) 営利を目的としない組織であること、 (3) ページに「Founded in 1989」とあること、(4) 標準を推し進める主体としてベンダ・利用者・学術機関・政府機関が 挙がっていること、である。 なお 27 か国・230 超の組織という規模は、OMG SDO についての記述として書かれている。

CORBA と EJB について書けないこと

Section titled “CORBA と EJB について書けないこと”

OMG の About ページが挙げている標準名の一覧に、CORBA は現れなかった。 そのページに挙がっていた標準名は DDS、SysML、UML、BPMN、FIBO、FIGI、UPOS、GEMS、SOLM、XTCE、XUSP であった。このページが挙げている標準名がそれで全部だ、という意味ではない。

ここで言えるのは、OMG の現在の自己記述からは裏づけが取れなかったということまでである。 両者に関係が無いことを確かめたわけではないので、このノートは OMG と CORBA の関係について 肯定も否定もしない。 シラバスが CORBA と OMG を同じ用語例の中に並べていることまでが、確認できる範囲である。

EJB(Enterprise Java Beans)についても、一次情報を取っていない。 シラバスが用語例として挙げ、展開を「Enterprise Java Beans」と書いていることを押さえる。

この細目は、小分類 05 の 9 細目のなかで根拠が最も薄い。 シラバスの説明文が与える枠(オブジェクト指向プログラミングの基盤となる標準)と、 3 つの用語例の名前、そして OMG の自己記述までが確認できている範囲である。

3 つの用語がどう関係するか、それぞれが何を規定しているかについては、 ここで示せる根拠がない。もっともらしく埋めずに、 「シラバスがこの 3 語を挙げている」という事実の側から押さえておくのが、この細目の現状に合っている。