主記憶装置の構成
説明文を読点で区切ると、どういう断片が並ぶか。
主記憶装置の構成,主記憶装置内のデータがアクセスされるアドレス選択動作,アクセス動作などの手順を理解する。
読点で区切ると、次の 3 つの断片が並ぶ。
- 主記憶装置の構成
- 主記憶装置内のデータがアクセスされるアドレス選択動作
- アクセス動作などの手順を理解する。
説明文は「主記憶装置」の文字列を 2 回持つ。断片どうしの係り方を、シラバスは書き分けていない。
用語例の アドレス選択機構 と、説明文の「アドレス選択動作」は、どう重なるか。
「アドレス選択」の文字列が共通で、用語例は「機構」、説明文は「動作」で終わる。 用語例で「機構」で終わる語は アドレス選択機構・読取り書込み機構 の 2 語である。
機構と動作の関係、アドレス選択動作の手順を、シラバスは書いていない。
用語例 5 語のうち、括弧を持つ語はどれか。
ECC(…) の 1 語だけで、括弧の中に「誤り検出訂正」を置く。 ほかの 4 語は括弧書きを持たない。
5 語それぞれの意味を、シラバスは書いていない。
シラバスは、主記憶装置の構成、主記憶装置内のデータがアクセスされるアドレス選択動作、アクセス動作などの手順を理解するとしている。用語例は 5 語で、5 語それぞれの意味は書かれていない。
用語例 5 語(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中 |
|---|---|---|
| 1 | 記憶部 | — |
| 2 | アドレス選択機構 | — |
| 3 | 読取り書込み機構 | — |
| 4 | ECC(誤り検出訂正) | 誤り検出訂正 |
| 5 | パリティ | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 「括弧の中」の列はシラバスの括弧をそのまま写したもので、括弧の中が見出しの別の書き方か、例示か、補足かを、シラバスは述べていない。 5 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(53 字) |
| 文末 | 「〜アクセス動作などの手順を理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 1 箇所 |
| 説明文の中の括弧 | 無し |
| 用語例の数 | 5 |
| 括弧を持つ用語例 | 1 |
| 用語例の区分見出し | 無し |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文、53 字である。「など」は 1 箇所ある。括弧は無い。
シラバスはこの細目を節 2 メモリ の 2 番目に置いている。
節 2 の【目標】の 2 項目目「主記憶装置の構成,メモリシステムの構成,記憶階層など,記憶装置の仕組みを修得し,応用する。」は、細目名を文字列として持つ。 【目標】の項目と細目の対応を、シラバスは述べていない。
ほかの細目との文字列の重なり
Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”- 記憶装置 — 1.(2)の用語例 記憶装置 が、この細目の細目名・説明文に現れる
(用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名が、ほかの細目の細目名・説明文・用語例に現れる組は、b19gen/ov.py で両方向に照合し、すべて挙げた。細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「データ」「アドレス」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。)
シラバスはこれらを結び付けていない。 文字列が同じことだけが事実である。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 5 語それぞれの意味
- アドレス選択動作・アクセス動作の手順
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。