実記憶管理
説明文の一文目と二文目は、それぞれ何を理解するとしているか。
記憶領域の管理方式である固定区画方式,可変区画方式など,実アドレス空間の割当て方式の特徴,フラグメンテーションとその対策を理解する。また,主記憶装置を効率良く使うためのスワッピングとオーバーレイを理解する。
一文目は「記憶領域の管理方式である固定区画方式,可変区画方式など,実アドレス空間の割当て方式の特徴,フラグメンテーションとその対策を理解する。」、二文目は「また,主記憶装置を効率良く使うためのスワッピングとオーバーレイを理解する。」である。 二文目は「また,」で始まる。
一文目は「固定区画方式,可変区画方式など」を挙げ、二文目は「スワッピングとオーバーレイ」を挙げる。
説明文の 固定区画方式 と 可変区画方式 は、どこが違うか。
先頭の「固定」「可変」だけが違い、どちらも「区画方式」で終わる。 2 語は説明文にだけあり、用語例には「区画」の文字列を持つ語が無い。
2 つの違いと、フラグメンテーションとその対策の中身を、シラバスは書いていない。
用語例のうち、「イン」「アウト」で終わる語はどれか。
ロールイン・ロールアウト・スワップイン・スワップアウト の 4 語で、「ロール」「スワップ」の後ろに「イン」「アウト」が付く。 説明文の二文目の「スワッピング」と用語例 スワップイン・スワップアウト は「スワッ」までが共通で、両者の関係をシラバスは書いていない。
用語例 記憶域管理アルゴリズム(…) の括弧の中は「ファーストフィット,ベストフィット,ワーストフィット」の 3 つで、3 つとも「フィット」で終わる。 4 語・括弧の中の 3 つそれぞれの意味と違いを、シラバスは書いていない。
シラバスは、記憶領域の管理方式である固定区画方式、可変区画方式など、実アドレス空間の割当て方式の特徴、フラグメンテーションとその対策を理解するとし、また、主記憶装置を効率良く使うためのスワッピングとオーバーレイを理解するとしている。用語例は 10 語で、10 語それぞれの意味は書かれていない。
用語例 10 語(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中 |
|---|---|---|
| 1 | 実アドレス方式 | — |
| 2 | 単一連続割当て方式 | — |
| 3 | 記憶域管理アルゴリズム(ファーストフィット,ベストフィット,ワーストフィット) | ファーストフィット,ベストフィット,ワーストフィット |
| 4 | メモリコンパクション | — |
| 5 | ロールイン | — |
| 6 | ロールアウト | — |
| 7 | スワップイン | — |
| 8 | スワップアウト | — |
| 9 | セグメント方式 | — |
| 10 | コンパクション | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 「括弧の中」の列はシラバスの括弧をそのまま写したもので、括弧の中が見出しの別の書き方か、例示か、補足かを、シラバスは述べていない。 10 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 二文(103 字) |
| 一文目の文末 | 「〜フラグメンテーションとその対策を理解する。」 |
| 二文目の文末 | 「〜主記憶装置を効率良く使うためのスワッピングとオーバーレイを理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 1 箇所 |
| 説明文の中の括弧 | 無し |
| 用語例の数 | 10 |
| 括弧を持つ用語例 | 1 |
| 用語例の区分見出し | 無し |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は二文、103 字である。「など」は 1 箇所ある。括弧は無い。
用語例 セグメント方式 は、1.(7)② の用語例にも同じ文字列で置かれている。 2 つの細目で同じ意味か、なぜ 2 回置かれているかを、シラバスは書いていない。 見出し名「記憶管理」は、1.(2)の用語例 記憶管理 と同じ文字列である。 2 つの関係を、シラバスは書いていない。
シラバスはこの細目を 1.(7)記憶管理 の見出しの下の 1 番目に置いている。 1.(7)は見出しだけで、本文(説明文・用語例)を持たない。
節 1 の【目標】の 2 項目目「ジョブ管理,タスク管理,記憶管理などOSの代表的な機能,役割を修得し,応用する。」は、見出し名「記憶管理」を文字列として持つ。 【目標】の項目と細目の対応を、シラバスは述べていない。
ほかの細目との文字列の重なり
Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”- 記憶管理 — 1.(2)の用語例 記憶管理 が、この細目の細目名に現れる
- セグメント方式 — この細目の用語例 セグメント方式 が、1.(7)② の用語例 セグメント方式 にも現れる
(用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名が、ほかの細目の細目名・説明文・用語例に現れる組は、b20gen/ov.py で両方向に照合し、すべて挙げた。細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「特徴」「理解」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。)
シラバスはこれらを結び付けていない。 文字列が同じことだけが事実である。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 10 語それぞれの意味
- 固定区画方式 と 可変区画方式 の違い
- フラグメンテーションとその対策、スワッピングとオーバーレイの中身
- 括弧の中の 3 つの違い
- 見出し名「記憶管理」と 1.(2)の 記憶管理 の関係
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。