資産管理
説明文の二文は、それぞれ何を理解すると書いているか。
| 文 | 理解する対象 |
|---|---|
| 一文目 | 資産管理の目的、在庫の評価方法、減価償却、償却費 |
| 二文目 | リースとレンタルの特徴、仕組み |
資産管理の目的,在庫の評価方法,減価償却,償却費を理解する。 また,リースとレンタルの特徴,仕組みを理解する。
どちらにも「など」は付かない。
二文目に出る「レンタル」は、用語例にもあるか。
無い。
| 語 | 説明文 | 用語例 |
|---|---|---|
| リース | 有り | 有り(ファイナンスリース、オペレーションリース) |
| レンタル | 有り | 無し |
この表は文字列の有無を並べたものであり、シラバスが差を意図しているわけではない。
両者の違いは書かれていない。
用語例に無いことは、レンタルが軽いことを意味しない。
用語例の「オペレーションリース」の表記に注意すべき点は何か。
シラバスの表記が「オペレーションリース」である。
用語例 …,ファイナンスリース,オペレーションリース,オフバランス
別の形に直さない。
「ファイナンスリース」との違いは書かれていない。
この細目の用語例のうち、ほかの細目にも現れるものはどれか。
「移動平均法」である。
| 細目 | 位置 |
|---|---|
| 2.(1)⑧ 需要予測 | 用語例 |
| 3.(6)(この細目) | 用語例 |
この表は同じ文字列が現れる細目を並べたものであり、 シラバスが両者を対応づけているわけではない。
この 35 細目で同じ文字列の用語例が二つの細目に現れるのは 6 語あり、
移動平均法 はその一つである。
シラバスは資産管理の目的、在庫の評価方法、減価償却、償却費を理解すること、およびリースとレンタルの特徴、仕組みを理解するとしている。説明文は二文で「など」が無い。二文目に出るレンタルは用語例に無く、リースだけが用語例に現れる。用語例は 8 語で、移動平均法 は 2.(1)⑧ 需要予測 にも同じ文字列で現れる。オペレーションリース はシラバスの表記であり、別の形に直さない。
説明文の組み立て
| 文 | 逐語 |
|---|---|
| 一文目 | 資産管理の目的,在庫の評価方法,減価償却,償却費を理解する。 |
| 二文目 | また,リースとレンタルの特徴,仕組みを理解する。 |
この表はシラバスの説明文を文で切ったものであり、シラバスが二文を対比しているわけではない。 どちらにも「など」は無い。 一文目は資産管理、二文目はリースとレンタルが対象である。 両者の関係は書かれていない。
一文目が挙げる四つ(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 逐語 |
|---|---|
| 1 | 資産管理の目的 |
| 2 | 在庫の評価方法 |
| 3 | 減価償却 |
| 4 | 償却費 |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、重要度でも実行の順序でもない。 末尾に「など」は付かない。ただし四つで対象が尽きるとシラバスが述べたわけでもない。 3 語目と 4 語目はどちらも「償却」を含むが、両者の関係は書かれていない。
用語例 8 個(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中身 |
|---|---|---|
| 1 | 棚卸資産評価 | — |
| 2 | 先入先出法 | — |
| 3 | 総平均法 | — |
| 4 | 移動平均法 | — |
| 5 | 資産運用 | — |
| 6 | ファイナンスリース | — |
| 7 | オペレーションリース | — |
| 8 | オフバランス | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 8 語のいずれにも括弧が付かない。 8 語のいずれについても、意味・計算方法・判定基準は書かれていない。 2 語目から 4 語目は「法」で終わる 3 語だが、シラバスが一組として扱っているわけではない。
説明文と用語例で対応が見える語
| 説明文 | 用語例 | 注意 |
|---|---|---|
| 在庫の評価方法 | 棚卸資産評価、先入先出法、総平均法、移動平均法 | 対応は書かれていない |
| リース | ファイナンスリース、オペレーションリース | 対応は書かれていない |
| レンタル | 無し | — |
| 減価償却、償却費 | 無し | — |
この表は語が近い組を並べたものであり、シラバスが対応づけているわけではない。 説明文の「在庫」と用語例の「棚卸資産」は文字列が違う。同じものとは書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 二文(54 字) |
| 文末 | 「〜を理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 無し |
| 列挙に付くラベル | 用語例 |
| 用語例の数 | 8 |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は二文である。
資産管理の目的,在庫の評価方法,減価償却,償却費を理解する。 また,リースとレンタルの特徴,仕組みを理解する。
続けて 8 個が列挙されている。
用語例 棚卸資産評価,先入先出法,総平均法,移動平均法,資産運用, ファイナンスリース,オペレーションリース,オフバランス
「レンタル」は用語例に無い
Section titled “「レンタル」は用語例に無い”二文目は「リースとレンタルの特徴,仕組み」と書くが、 用語例に「レンタル」を含む語は無い。
「リース」を含む語は 2 語ある。
両者の違い、どちらが広いかは書かれていない。
用語例に無いことは、レンタルを覚えなくてよいことを意味しない。 シラバスが用語例に置いていない、というのがそのまま事実である。
このノートでレンタルの説明を補わない。
「在庫」と「棚卸資産」で文字列が違う
Section titled “「在庫」と「棚卸資産」で文字列が違う”| 位置 | 逐語 |
|---|---|
| 説明文 | 在庫の評価方法 |
| 用語例 | 棚卸資産評価 |
この表は文字列を並べたものであり、シラバスが両者を同じものだと書いているわけではない。
「在庫」と「棚卸資産」、「評価方法」と「評価」で違う。
このノートで両者をそろえない。
2 語目から 4 語目の「先入先出法」「総平均法」「移動平均法」が 在庫の評価方法にあたる、とも書かれていない。
「移動平均法」は 2.(1)⑧ にもある
Section titled “「移動平均法」は 2.(1)⑧ にもある”この 35 細目で同じ文字列の用語例が二つの細目に現れるのは 6 語で、
移動平均法 はその一つである。
2.(1)⑧ 需要予測 とこの細目の、どちらでも用語例として置かれている。2.(1)⑧ の説明文にある「需要予測の代表的な分析手法」にこの語があたるとは書かれていない。
同じ語が別の細目に置かれていることに、シラバスが理由を書いているわけではない。
このノートで、どちらか一方の細目に属するものとして扱わない。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 資産管理の目的の中身
- 在庫の評価方法の手順、計算例
- 減価償却の方法(定額法・定率法など、シラバスに無い語)、耐用年数
- 償却費の算出式、減価償却との違い
- 先入先出法・総平均法・移動平均法の計算、違い
- ファイナンスリースとオペレーションリースの違い、判定基準
- リースとレンタルの違い、オフバランスの条件
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。