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説明文は何を理解せよと書いているか。逐語で答えよ。

情報システムに関係する監査の目的,種類を理解する。

説明文はこの一文だけである。

「目的」が何か、「種類」が何かは、説明文に書かれていない。

細目名「監査業務」は説明文と用語例のどこに現れるか。

どこにも現れない。

説明文にあるのは「監査の目的,種類」、用語例にあるのは「〜監査」という名前だけである。

名前から中身を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。

用語例 11 語を、シラバスの並び順で答えよ。
  1. 会計監査
  2. 業務監査
  3. システム監査
  4. 情報セキュリティ監査
  5. 法定監査
  6. 任意監査
  7. 内部監査
  8. 外部監査
  9. 立入監査
  10. 保証を目的としたシステム監査
  11. 助言を目的としたシステム監査

11 語のどれにも括弧が付いていない。

それぞれが何を指すか、互いにどう違うかは書かれていない。

用語例のうち、ほかの細目にも同じ文字列で現れるものはどれか。
用語例ほかに現れる細目
会計監査・業務監査・法定監査・任意監査・内部監査・外部監査1.(5)⑥ 他の監査との連携・調整
保証を目的としたシステム監査・助言を目的としたシステム監査1.(6)システム監査の報告とフォローアップ

シラバスが対応づけているわけではない。同じ文字列が現れる、というところまでである。

シラバスは情報システムに関係する監査の目的、種類を理解するとしている。説明文はこの一文だけで、目的も種類も中身は書かれておらず、用語例は 11 語だが、そのどれが「種類」にあたるかは書かれていない。細目名の監査業務という語は説明文にも用語例にも現れない。用語例のうち 6 語は 1.(5)⑥ 他の監査との連携・調整 に、2 語は 1.(6)システム監査の報告とフォローアップ にも同じ文字列で現れるが、シラバスが対応づけているわけではない。

説明文の組み立て

位置逐語
対象情報システムに関係する監査
理解する対象目的,種類

この表はシラバスの一文を位置ごとに切り出したものであり、 シラバスがこの 2 つの見出しを立てているわけではない。 「目的」と「種類」は読点でつながれた 2 つである。

用語例 11 個(シラバスの並び順のまま)

順用語例括弧の中身
1会計監査—
2業務監査—
3システム監査—
4情報セキュリティ監査—
5法定監査—
6任意監査—
7内部監査—
8外部監査—
9立入監査—
10保証を目的としたシステム監査—
11助言を目的としたシステム監査—

この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 11 語のどれにも括弧が付いていない。 シラバスが 11 語を分類しているわけではない。

この細目でのシラバスの書き方

項目記載
説明文一文
文末「〜を理解する。」
列挙に付くラベル用語例
用語例の数11
末尾説明文・用語例とも「など」は付かない

説明文は一文である。

情報システムに関係する監査の目的,種類を理解する。

続けて 11 個が列挙されている。

用語例 会計監査,業務監査,システム監査,情報セキュリティ監査,法定監査,任意監査, 内部監査,外部監査,立入監査,保証を目的としたシステム監査, 助言を目的としたシステム監査

説明文は理解する対象を示すだけ

Section titled “説明文は理解する対象を示すだけ”

「目的」も「種類」も、その中身は説明文に書かれていない。

用語例に並ぶ 11 語が「種類」にあたるとシラバスが述べているわけでもない。

「情報システムに関係する監査」という限定が付いている。 それ以外の監査をどう扱うかは書かれていない。

11 語はいずれも「〜監査」という名前である。

それぞれが何を指すか、互いにどう違うかは書かれていない。

このノートで次を書かない。

  • 会計監査と業務監査の違い
  • 法定監査と任意監査の違い
  • 内部監査と外部監査の違い
  • 立入監査が何をする監査か

「保証を目的とした」と「助言を目的とした」

Section titled “「保証を目的とした」と「助言を目的とした」”

10・11 番目だけが「〜を目的としたシステム監査」という長い形である。

順用語例
10保証を目的としたシステム監査
11助言を目的としたシステム監査

この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 用語例の並び順に振った番号であり、2 語だけを抜き出している。

両者の違いは書かれていない。 目的の語が違う、というところまでである。

この 2 語は 1.(6)システム監査の報告とフォローアップ の用語例にも同じ文字列で現れる。

用語例この細目ほかに現れる細目
会計監査1 番目1.(5)⑥
業務監査2 番目1.(5)⑥
法定監査5 番目1.(5)⑥
任意監査6 番目1.(5)⑥
内部監査7 番目1.(5)⑥
外部監査8 番目1.(5)⑥
保証を目的としたシステム監査10 番目1.(6)
助言を目的としたシステム監査11 番目1.(6)

この表は同じ文字列が現れる細目を並べたものであり、 シラバスが対応づけているわけではない。

1.(5)⑥ の用語例には、この細目に無い「金融商品取引法監査」「会社法監査」「経営監査」 「内部監査基準」「専門職的実施の国際フレームワーク(IPPF)」もある。 「金融商品取引法監査」は、1.(9)⑥ の用語例「金融商品取引法」とは別の文字列である。

「システム監査」と「情報セキュリティ監査」

Section titled “「システム監査」と「情報セキュリティ監査」”

3・4 番目は、それぞれ別の細目の名前と同じ文字列でもある。

用語例同じ文字列を持つもの
システム監査この中分類の名前、小分類 01 の名前、節「1. システム監査」の名前
情報セキュリティ監査1.(8)① の細目名

シラバスが「その細目のことである」と明記しているわけではない。

この細目は「1. システム監査」の(1)である。

節の【目標】は 4 項目からなり、その 1 つ目に「監査の目的,種類」という語がある。

監査の目的,種類を修得し,適用する。

【目標】は「監査の」で、説明文の「情報システムに関係する監査の」より短い。 どちらもシラバスの表記のままである。揃えない。

【目標】は節全体(23 細目)に掛かるものであって、この細目だけに掛かるものではない。

次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。

  • 監査の目的が何か、種類が何か
  • 用語例 11 語それぞれの定義、互いの違い
  • 11 語をどう分類するか
  • 「保証を目的としたシステム監査」と「助言を目的としたシステム監査」の違い
  • 監査を誰が行うか、どの法令に基づくか
  • 1.(5)⑥・1.(6)の用語例との従属関係・対応(同じ文字列が現れることは書ける)

名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。