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説明文を読点で区切ると、どういう断片が並ぶか。

ユーザビリティの向上を目的とした,人間中心設計の考え方,プロセスを理解する。

読点で区切ると、次の 3 つの断片が並ぶ。

  • ユーザビリティの向上を目的とした
  • 人間中心設計の考え方
  • プロセスを理解する。

断片どうしの係り方を、シラバスは書き分けていない。

用語例のうち、「ユーザ要求事項」の文字列を持つ語はどれか。

ユーザ要求事項の明示・ユーザ要求事項に対応した設計解の作成・ユーザ要求事項に対する設計の評価 の 3 語である。

「ユーザ」単独の表記(「ユーザー」「ユーザビリティ」の一部でないもの)は、この 12 細目ではこの 3 語だけで、ほかは「ユーザー」と書く(細目名 1.(2)・説明文など)。 用語例の 4 つの活動の名前(利用状況の理解及び明示 と 3 語)の並びが、プロセスの順序かどうかを、シラバスは書いていない。

シラバスは、ユーザビリティの向上を目的とした、人間中心設計の考え方、プロセスを理解するとしている。用語例は 5 語で、うち 3 語が「ユーザ要求事項」の文字列を持つ。5 語それぞれの中身は書かれていない。

用語例 5 語(シラバスの並び順のまま)

順用語例括弧の中
1JIS Z 8530(ISO 9241-210)ISO 9241-210
2利用状況の理解及び明示—
3ユーザ要求事項の明示—
4ユーザ要求事項に対応した設計解の作成—
5ユーザ要求事項に対する設計の評価—

この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 「括弧の中」の列はシラバスの括弧をそのまま写したもので、括弧の中が見出しの別の書き方か、例示か、補足かを、シラバスは述べていない。 5 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。

この細目でのシラバスの書き方

項目記載
説明文一文(38 字)
文末「〜プロセスを理解する。」
説明文の「など」無し
説明文の中の括弧無し
用語例の数5
括弧を持つ用語例1
用語例の区分見出し無し

説明文は一文、38 字である。「など」も括弧も無い。

用語例の JIS Z 8530(…) は、括弧の中に「ISO 9241-210」を置く。 2.(5)の用語例 ISO 9241 と文字列が一部重なるが、2 つの関係を、シラバスは書いていない。

シラバスはこの細目を節 2 UX/UIデザイン の 7 番目に置いている。

節 2 の【目標】の 4 項目目「人間中心設計の考え方,目的を修得し,応用する。」は、細目名を文字列として持つ。 【目標】の項目と細目の対応を、シラバスは述べていない。

ほかの細目との文字列の重なり

Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”
  • ユーザビリティ — 1.(2)の用語例 ユーザビリティ が、この細目の説明文に現れる
  • ISO 9241 — 2.(5)の用語例 ISO 9241 が、この細目の用語例 JIS Z 8530(ISO 9241-210) に現れる

(用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名が、ほかの細目の細目名・説明文・用語例に現れる組は、b16gen/ov.py で両方向に照合し、すべて挙げた。細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「設計」「評価」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。)

シラバスはこれらを結び付けていない。 文字列が同じことだけが事実である。

次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。

  • 5 語それぞれの中身
  • 人間中心設計のプロセスの順序
  • JIS Z 8530 と ISO 9241-210 の関係
  • 「ユーザ」と「ユーザー」の表記の違いの理由

名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。