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構成品目に対して行うことを、シラバスの並び順で挙げよ。いくつあるか。

5 つである。

構成品目を識別,記録,制御,追跡及び検証し

識別、記録、制御、追跡、検証の 5 つ。

5 つが順に行われるとも、繰り返されるとも書かれていない。

「検証」という語は、この細目に何回現れるか。対象は同じか。

2 回現れ、対象が違う。

回対象逐語
1構成品目構成品目を識別,記録,制御,追跡及び検証し
2構成情報の正確性構成情報の正確性を検証すること

2 回目には「定められた間隔で」という条件が付く。

用語例の「文書化された構成情報」の括弧は、どんな形か。CMDB は唯一の形か。

括弧は「例:」で始まる。

文書化された構成情報(**例:**構成管理データベース(CMDB))

CMDB は例として示されているだけで、唯一の形だとは書かれていない。

なお、この括弧も二重に入れ子になっている(外側が「例:構成管理データベース」、 内側が「CMDB」)。CMDB に英語の展開は付いていない。

シラバスは構成品目を識別、記録、制御、追跡及び検証し、サービスに関連する構成情報を管理することを理解するとしている。あわせて定められた間隔で構成情報の正確性を検証すること、必要に応じて構成情報を他のサービスマネジメント活動で利用可能とすることを理解するとしている。構成品目に対する動詞が 5 つ並び、そのうち検証は構成情報に対しても繰り返し現れる。用語例は 8 語で、うち 6 語が「構成」で始まる。文書化された構成情報の括弧は「例:」で始まり、構成管理データベース(CMDB)がその一例として示されているだけで、唯一の形だとは書かれていない。

構成品目に対して行う 5 つ(シラバスの並び順のまま)

順行い
1識別
2記録
3制御
4追跡
5検証

この表の「順」はシラバスの並び順であって、実行の順序ではない。 5 つが順に行われるとも、繰り返されるとも書かれていない。

説明文の二文

文内容
一文目構成品目を 5 つの動詞で扱い、サービスに関連する構成情報を管理する
二文目定められた間隔で構成情報の正確性を検証/必要に応じて他の活動で利用可能とする

二文目には条件が 2 つ置かれている —「定められた間隔で」と「必要に応じて」。

用語例 8 つ(シラバスの並び順のまま)

順用語例括弧の中身「構成」で始まるか
1構成管理—始まる
2構成品目CI(展開なし)始まる
3構成情報—始まる
4文書化された構成情報**例:**構成管理データベース(CMDB)始まらない(「構成」を含むが頭ではない)
5版バージョン始まらない(「構成」を含まない)
6構成ベースライン—始まる
7構成識別—始まる
8構成監査—始まる

この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 8 語のうち 6 語が「構成」で始まる。 括弧が付くのは 2・4・5 の 3 つで、そのうち 4 の括弧は「例:」で始まる。

この細目でのシラバスの書き方

項目記載
説明文二文
列挙に付くラベル用語例
用語例の数8
末尾「など」は付かない

説明文は二文である。

構成品目を識別,記録,制御,追跡及び検証し,サービスに関連する構成情報を管理することを 理解する。また,定められた間隔で,構成情報の正確性を検証すること,必要に応じて, 構成情報を他のサービスマネジメント活動で利用可能とすることを理解する。

続けて 8 つが列挙されている。

用語例 構成管理,構成品目(CI),構成情報,文書化された構成情報(例:構成管理データベース (CMDB)),版(バージョン),構成ベースライン,構成識別,構成監査

一文目は「構成品目を識別,記録,制御,追跡及び検証し」と 5 つを並べる。

最後だけが「及び」でつながれ、それ以外は読点で並ぶ。

5 つが順に行われるか、繰り返されるかは書かれていない。 このノートでは、5 つを矢印でつないだ流れ図を作らない。

5 つのそれぞれが何をすることかも書かれていない。

一文目の行きつく先は「構成情報を管理する」

Section titled “一文目の行きつく先は「構成情報を管理する」”

5 つの動詞の後に「サービスに関連する構成情報を管理する」が続く。

管理の対象は「サービスに関連する構成情報」である。 構成情報一般ではなく、「サービスに関連する」という限定が付いている。

「構成品目」と「構成情報」の違いは、シラバスに書かれていない。 一文目が前者を 5 つの動詞で扱い、後者を管理する、という並びになっている、 というところまでである。

二文目は 2 つのことを述べ、それぞれに条件が付く。

条件内容
定められた間隔で構成情報の正確性を検証する
必要に応じて構成情報を他のサービスマネジメント活動で利用可能とする

「定められた間隔」がどれくらいか、誰が定めるかは書かれていない。 「必要に応じて」の必要が何かも書かれていない。

「他のサービスマネジメント活動」が具体的にどれかも書かれていない。

「検証」という語は、一文目と二文目の両方に現れる。対象が違う。

回対象条件
1構成品目無し
2構成情報の正確性定められた間隔で

シラバスが両者を結び付けているわけではない。 同じ語が 2 か所に現れる、というところまでである。

用語例 — 6 語が「構成」で始まる

Section titled “用語例 — 6 語が「構成」で始まる”

8 語のうち、「構成」で始まるものが 6 つある — 構成管理(1)、構成品目(2)、構成情報(3)、構成ベースライン(6)、 構成識別(7)、構成監査(8)。

残る 2 語は「文書化された構成情報」(4。「構成」を含むが頭ではない)と 「版」(5。「構成」を含まない)である。

括弧の 3 つ — 形がそれぞれ違う

Section titled “括弧の 3 つ — 形がそれぞれ違う”
順用語例括弧の中身括弧の役割
2構成品目CI略称(展開なし)
4文書化された構成情報**例:**構成管理データベース(CMDB)例示(二重の入れ子)
5版バージョン語が 1 つ置かれるだけ

この表の「順」は用語例の並び順に振った番号であり、括弧を持つ 3 件だけを抜き出している。

3 つの括弧が、それぞれ違う役割で使われている。

2 の CI には英語の展開が付いていない。 4 の CMDB にも英語の展開が付いていない。 シラバスが展開していない略称を、このノートで補うことはしない。

4 つ目の括弧は「例:」で始まる

Section titled “4 つ目の括弧は「例:」で始まる”

文書化された構成情報(**例:**構成管理データベース(CMDB))

「例:」で始まるため、CMDB は文書化された構成情報の一例として示されている。

CMDB が唯一の形だとは書かれていない。 ほかにどんな形があるかも書かれていない。

なお、同じ中分類の 2.(4)資産管理 の用語例にも二重の入れ子括弧がある (「資産管理(ITアセットマネジメント(ITAM:IT asset management))」)。 ただし、そちらの外側の括弧は「例:」で始まらない。 両者の括弧が同じ働きをしているかどうかは、シラバスに書かれていない。

構成ベースライン(6)、構成識別(7)、構成監査(8)には 括弧も説明も付いていない。

それぞれが何を指すか、一文目の 5 つの動詞のどれと対応するかは書かれていない。

なお、このノートの根拠が覆う 29 細目のなかで「ベースライン」を含む語が現れるのは、 この細目の用語例「構成ベースライン」だけである。 この 29 細目の外での出現は、このノートの根拠に含まれていない。

次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。

  • 「構成品目」と「構成情報」の違い、それぞれの定義
  • CI・CMDB が何の略か(シラバスが展開していない)
  • 識別・記録・制御・追跡・検証のそれぞれが何をすることか、順序、反復の有無
  • 「定められた間隔」がどれくらいか、誰が定めるか
  • 「他のサービスマネジメント活動」がどれを指すか
  • 構成ベースライン・構成識別・構成監査のそれぞれが何を指すか
  • 構成管理と資産管理(2.(4))の違い

名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。