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説明文は何を書いているか。

要求分析に用いられる代表的な手法やモデルの特徴を理解する。

これで全文である。29 字の一文で、読点を一つも持たない。

この 25 細目で説明文が読点を持たないのは、この細目と 1.(3)⑤ 情報システム導入リスク分析、2.(2)② 要件の定義 の 3 件である。

「代表的な」とあるが、代表的でないものが何かは書かれていない。

どの手法がどんな特徴を持つかも書かれていない。

「手法」と「モデル」は分けて書かれているか。

説明文は「手法やモデル」と並べているが、用語例の側で分けてはいない。

11 語のうち「モデル」で終わるのは 4 語である (データフローモデル、ペトリネットモデル、E-Rモデル、並列プロセスモデル)。

残る 7 語が手法なのかどうかを、シラバスは述べていない。

括弧を持つ用語例はどれか。

3 語である。

用語例括弧の中身
インタビュー構造化,半構造化,非構造化
ゴール指向要求分析KAOS法,アイスター
BABOKビジネスアナリシス知識体系ガイド

この表は括弧の中身を写したものであり、 シラバスが 3 語を同じ種類だと書いているわけではない。

括弧の中の読点は語の区切りではない。 それぞれ括弧まで含めて 1 語であり、用語例は 11 語である。

この細目にしか無い語はどれか。

BABOK(ビジネスアナリシス知識体系ガイド) だけが、1.(1)システム化構想の立案 にも現れる。

この 25 細目で同じ用語例が二度現れるのは、この BABOK と NPV(Net Present Value:正味現在価値)の 2 語だけである。

残る 10 語は、この 25 細目でこの細目にしか現れない。

シラバスは要求分析に用いられる代表的な手法やモデルの特徴を理解するとしている。説明文は 29 字の一文で読点を一つも持たず、どの手法がどんな特徴を持つかは書かれていない。用語例は 11 語で、そのうち 4 語が「モデル」で終わり、3 語が括弧を持つ。括弧の中は、インタビュー では読点で区切った三つの語、ゴール指向要求分析 では二つの語、BABOK では日本語だけの語である。11 語それぞれの手順も、使い分けも書かれていない。

用語例 11 個(シラバスの並び順のまま)

順用語例括弧の中身
1アンケート—
2インタビュー(構造化,半構造化,非構造化)読点で区切った 3 語
3親和図—
4機能分析—
5構造分析—
6データフローモデル—
7ペトリネットモデル—
8E-Rモデル—
9並列プロセスモデル—
10ゴール指向要求分析(KAOS法,アイスター)読点で区切った 2 語
11BABOK(ビジネスアナリシス知識体系ガイド)日本語だけ

この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも検討の順序でもない。 11 語のいずれについても、手順・特徴・使い分けは書かれていない。 11 語が手法とモデルに分けられているわけでもない。

この細目でのシラバスの書き方

項目記載
説明文一文(29 字。読点を持たない)
文末「〜モデルの特徴を理解する。」
説明文の「など」無し
列挙に付くラベル用語例
用語例の数11
括弧を持つ用語例3
[タスクの例]無し

説明文は一文である。

要求分析に用いられる代表的な手法やモデルの特徴を理解する。

続けて用語例が 11 語挙げられている。

アンケート,インタビュー(構造化,半構造化,非構造化),親和図,機能分析,構造分析, データフローモデル,ペトリネットモデル,E-Rモデル,並列プロセスモデル, ゴール指向要求分析(KAOS法,アイスター),BABOK(ビジネスアナリシス知識体系ガイド)

これがこの細目の根拠のすべてである。

説明文は「特徴を理解する」とだけ述べる

Section titled “説明文は「特徴を理解する」とだけ述べる”

説明文が求めているのは「特徴」の理解だが、特徴そのものは書かれていない。

11 語の名前だけがあり、どの語がどんな特徴を持つかは示されていない。

「代表的な」という限定も付くので、11 語で手法が尽きるとは読めない。

2.(1)① 要求分析の手順 は説明文の側に四つの段階を持つが、 この細目の説明文に段階は無い。手法と段階の対応も書かれていない。

6 語目から 9 語目まで、データフローモデル・ペトリネットモデル・E-Rモデル・並列プロセスモデル と「モデル」で終わる語が四つ続く。

シラバスはこの 4 語をまとめて扱うとは書いていない。並んでいるだけである。

E-Rモデル は英字を含むが括弧を持たない。 この 25 細目には、展開も訳も持たない英字の用語例が 13 語あり、E-Rモデル はその一つである。 ハイフンは半角である。全角に直さない。

4 語それぞれが何を表すのか、どう作るのかは書かれていない。

2 語目 インタビュー(構造化,半構造化,非構造化) の括弧の中は、読点で区切った三つの語である。 三つの違いは書かれていない。三つで全部かどうかも書かれていない。

10 語目 ゴール指向要求分析(KAOS法,アイスター) の括弧の中は二つの名前である。 KAOS法 と アイスター が何であるかは書かれていない。 KAOS の英語の展開も与えられていない。

11 語目 BABOK(ビジネスアナリシス知識体系ガイド) の括弧の中は日本語だけで、 英語の展開は付かない。 括弧まで含めて 1 語として数えるので、用語例は 11 語である。

BABOK(ビジネスアナリシス知識体系ガイド) は、1.(1)システム化構想の立案 の用語例にも 括弧まで同じ文字列で現れる。

この 25 細目で同じ用語例が二度現れるのは、この BABOK と、1.(3)③ と 1.(3)④ に現れる NPV(Net Present Value:正味現在価値)の 2 語だけである。

シラバスは二つの細目の関係を書いていない。

次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。

  • 11 語それぞれの意味、手順、記法、特徴
  • 手法とモデルの区別、どの語がどちらか
  • インタビューの三つの違い、使い分け
  • KAOS法・アイスターの内容、由来
  • E-Rモデル の英語の展開、BABOK の英語の展開
  • 11 語のうちどれを選ぶべきか、どの場面で有効か
  • 2.(1)① 要求分析の手順 の四つの段階との対応(シラバスは対応を述べていない)

名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。