信頼性設計
説明文を読点で区切ると、どういう断片が並ぶか。
システム障害の影響を最小限に抑えるフォールトトレラントやヒューマンエラー回避技術など,信頼性設計に関する考え方,どのようなシステム構成,技術があるかを理解する。
読点で区切ると、次の 4 つの断片が並ぶ。
- システム障害の影響を最小限に抑えるフォールトトレラントやヒューマンエラー回避技術など
- 信頼性設計に関する考え方
- どのようなシステム構成
- 技術があるかを理解する。
「など」は一つ目の断片の末尾にある。断片どうしの係り方を、シラバスは書き分けていない。
用語例 16 語のうち、「フォールト」で始まる語はどれか。
フォールト・フォールトマスキング・フォールトトレラントシステム・フォールトアボイダンス の 4 語である。 うち フォールトトレラントシステム は、説明文の「フォールトトレラント」の後ろに「システム」を置いた文字列である。
4 語の違いと、4 語と説明文の「フォールトトレラント」の関係を、シラバスは書いていない。
用語例の アクティブ-スタンバイ構成 と アクティブ-アクティブ構成 は、どこが違うか。
6 番目と 7 番目に続けて置かれ、どちらも「アクティブ-」で始まって「構成」で終わる。 間の「スタンバイ」「アクティブ」だけが違う。ハイフンは半角「-」である。
2 語の違いを、シラバスは書いていない。
シラバスは、システム障害の影響を最小限に抑えるフォールトトレラントやヒューマンエラー回避技術など、信頼性設計に関する考え方、どのようなシステム構成、技術があるかを理解するとしている。用語例は 16 語で、16 語それぞれの意味は書かれていない。
用語例 16 語(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 |
|---|---|
| 1 | フォールト |
| 2 | 信頼性ブロック図 |
| 3 | 予備切替 |
| 4 | 並列運転 |
| 5 | 競合制御 |
| 6 | アクティブ-スタンバイ構成 |
| 7 | アクティブ-アクティブ構成 |
| 8 | フォールトマスキング |
| 9 | フォールトトレラントシステム |
| 10 | クラスタリング |
| 11 | フォールトアボイダンス |
| 12 | フェールセーフ |
| 13 | フェールソフト |
| 14 | フールプルーフ |
| 15 | 無停止コンピュータ |
| 16 | UPS |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 16 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(80 字) |
| 文末 | 「〜技術があるかを理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 1 箇所 |
| 説明文の中の括弧 | 無し |
| 用語例の数 | 16 |
| 括弧を持つ用語例 | 0 |
| 用語例の区分見出し | 無し |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文、80 字である。「など」は 1 箇所ある。括弧は無い。
シラバスはこの細目を節 1 システムの構成 の(7)(節の最後)に置いている。
節 1 の【目標】の 4 項目目「システムの信頼性設計の考え方,技術を修得し,応用する。」は、細目名を文字列として持つ。 【目標】の項目と細目の対応を、シラバスは述べていない。
用語例の文字列の共通点
Section titled “用語例の文字列の共通点”| 文字列 | 用語例 |
|---|---|
| フォールト | フォールト、フォールトマスキング、フォールトトレラントシステム、フォールトアボイダンス |
| フェール | フェールセーフ、フェールソフト |
| アクティブ- | アクティブ-スタンバイ構成、アクティブ-アクティブ構成 |
語の文字列の共通点であって、シラバスの分類ではない。
ほかの細目との文字列の重なり
Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”- クラスタ — 1.(2)の用語例 クラスタ が、この細目の用語例 クラスタリング に現れる
- システム構成 — 1.(2)の細目名が、この細目の説明文に現れる
(用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名が、ほかの細目の細目名・説明文・用語例に現れる組は、b21gen/ov.py で両方向に照合し、すべて挙げた。細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「信頼性」「理解」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。)
シラバスはこれらを結び付けていない。 文字列が同じことだけが事実である。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 16 語それぞれの意味
- 説明文の断片「信頼性設計に関する考え方」「どのようなシステム構成」「技術があるか」の中身
- 「フォールト」で始まる 4 語の違い、アクティブ-スタンバイ構成 と アクティブ-アクティブ構成 の違い
- 説明文の「どのようなシステム構成」と 1.(2)システム構成 の関係、クラスタリング と 1.(2)の クラスタ の関係
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。