LANとWANのインタフェース
ルータとホストを分ける決定的な違いは何か。
フォワーディングを実装しているかどうか。RFC 1812 は「インターネットのホストとルータの主要な違いは、 ルータがフォワーディングのアルゴリズムを実装しており、ホストにはフォワーディングの機能が 求められないことである」と述べている。
ルータとブリッジは、それぞれどの層で中継しているか。
ルータはネットワーク層(RFC 1812 の Internet Layer)で IP ヘッダを見て中継する。 ブリッジはデータリンク層(Link Layer)で中継する。
網と網をつなぐ機器は、動作する層で区別される。ルータはネットワーク層で IP ヘッダを見てフォワーディングし、ブリッジはデータリンク層で中継する。
| 機器 | 動作する層 | 検査するもの | 中継のしかた |
|---|---|---|---|
| ルータ | ネットワーク層(Internet Layer) | IP ヘッダ | 受信時のデータリンク層ヘッダを外し、IP ヘッダを書き換え、送信用のデータリンク層ヘッダを付け直す |
| ブリッジ | データリンク層(Link Layer) | (記述なし) | データリンク層で中継する。接続されたセグメントは同じ IP ネットワークプレフィックスを共有する |
| ホスト | — | — | フォワーディングの機能を持つことを求められない |
RFC 1812 は、インターネットのホストとルータの主要な違いを「ルータがフォワーディングのアルゴリズムを 実装しており、ホストにはフォワーディングの機能が求められないこと」だとしている。 RFC 1812 はフォワーディングを、IP データグラムについて次のルータ(最後の区間であれば宛先ホスト)の アドレスと、そこへ送り出すインタフェースを選ぶ処理として説明している。
IP ルータは、切り替えの過程で IP プロトコルのヘッダを検査する機器として定義されている。 動作としては、メッセージを受け取ったときのデータリンク層ヘッダをいったん外し、IP ヘッダを書き換え、 再送信のためにデータリンク層ヘッダを付け直す。
ブリッジとの違い
Section titled “ブリッジとの違い”パケットを切り替える機器はデータリンク層でも動作しうる。RFC 1812 は 「パケット交換の機器はリンク層でも動作しうる。そうした機器は通常ブリッジと呼ばれる」と述べている。 RFC 1812 は続けて「ブリッジで接続されたネットワークセグメントは同じ IP ネットワークプレフィックスを 共有し、1 つの IP サブネットを形成する」と述べている。
ゲートウェイという呼び方
Section titled “ゲートウェイという呼び方”RFC 1812 は用語について、古いインターネットの文書がこれらの機器を gateway と呼んでいたが、 アプリケーションゲートウェイとの混同を避けるため、その呼び方はあまり使われなくなったと注記している。
前提
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