継続的改善
説明文が挙げる 3 つを、シラバスの並び順で答えよ。
- サービスマネジメントシステム及びサービスの適切性,妥当性及び有効性を継続的に改善する
- 改善の機会に対して適用する評価基準を決定する
- 承認された改善活動を管理する
改善の対象は「適切性」「妥当性」「有効性」の 3 つである。
細目名の「継続的改善」は説明文に現れるか。
現れない。
説明文にあるのは「継続的に改善する」という形である。
「継続的改善」という語は用語例の 1 語目にある。
用語例 7 語のうち括弧を持つのはいくつか。括弧の中身の形は同じか。
4 語が括弧を持つ。形は 2 種類ある。
| 括弧の中身の形 | 用語例 |
|---|---|
| 別の日本語 | プロセス能力水準(プロセス成熟度水準) |
英語のつづり+:+日本語 | CSF・KPI・KGI |
プロセス能力水準の括弧には英語のつづりが無い。
CSF・KPI・KGI の括弧の中は、どう書かれているか。
CSF(Critical Success Factors:重要成功要因),KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標),KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)
英語のつづりと日本語訳を全角コロン(:)で区切る形である。
CSF だけが Factors と複数形で、KPI・KGI は Indicator である。
3 つの違いや算出方法は書かれていない。
シラバスはサービスマネジメントシステム及びサービスの適切性、妥当性及び有効性を継続的に改善すること、改善の機会に対して適用する評価基準を決定すること、承認された改善活動を管理することを理解するとしている。細目名の「継続的改善」という語は説明文に現れず、説明文にあるのは「継続的に改善する」という形である。改善の対象は適切性・妥当性・有効性の 3 つで、そのうち適切性と妥当性は中分類 15 の 40 細目のなかでこの細目にしか現れない。用語例は 7 語で括弧を持つのは 4 語、そのうち CSF・KPI・KGI は英語のつづりと日本語訳を全角コロンで区切る形、プロセス能力水準だけは括弧の中が別の日本語である。
説明文が挙げる 3 つ(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 行い | 対象 |
|---|---|---|
| 1 | 継続的に改善する | 適切性,妥当性及び有効性(サービスマネジメントシステム及びサービスの) |
| 2 | 決定する | 改善の機会に対して適用する評価基準 |
| 3 | 管理する | 承認された改善活動 |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。
改善の対象(二重に重なった形)
| 層 | 語 | つなぎ方 |
|---|---|---|
| 内側 | サービスマネジメントシステム/サービス | 及び |
| 外側 | 適切性/妥当性/有効性 | 読点+「及び」 |
この表はシラバスの一文を層ごとに切り出したものであり、 シラバスが「内側」「外側」という見出しを立てているわけではない。 外側は「適切性,妥当性及び有効性」で、最後の 1 つだけが「及び」でつながれている。 この細目は内側も外側も「及び」で、3.(1)② の「並びに」のような接続詞の違いは無い。
用語例 7 つ(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中身 |
|---|---|---|
| 1 | 継続的改善 | — |
| 2 | プロセス能力水準 | プロセス成熟度水準(日本語) |
| 3 | プロセスアセスメント | — |
| 4 | ギャップ分析 | — |
| 5 | CSF | Critical Success Factors:重要成功要因 |
| 6 | KPI | Key Performance Indicator:重要業績評価指標 |
| 7 | KGI | Key Goal Indicator:重要目標達成指標 |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 括弧を持つのは 4 語(2・5・6・7)である。 2 の括弧には英語のつづりが無く、5〜7 は英語のつづりと日本語訳を全角コロンで区切る。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(3 つを読点でつなぐ) |
| 文末 | 「〜を理解する。」 |
| 列挙に付くラベル | 用語例 |
| 用語例の数 | 7 |
| 末尾 | 「など」は付かない |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文である。
サービスマネジメントシステム及びサービスの適切性,妥当性及び有効性を継続的に 改善すること,改善の機会に対して適用する評価基準を決定すること, 承認された改善活動を管理することを理解する。
続けて 7 つが列挙されている。
用語例 継続的改善,プロセス能力水準(プロセス成熟度水準),プロセスアセスメント, ギャップ分析,CSF(Critical Success Factors:重要成功要因),KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標),KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)
1 つ目 — 改善の対象は 3 つ
Section titled “1 つ目 — 改善の対象は 3 つ”改善するのは「適切性」「妥当性」「有効性」である。
| 順 | 対象 |
|---|---|
| 1 | 適切性 |
| 2 | 妥当性 |
| 3 | 有効性 |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、重要度ではない。
「適切性」と「妥当性」は、中分類 15 の 40 細目のなかでこの細目にしか現れない。
「有効性」は同じ節の 3.(1)① 監視,測定,分析及び評価 と 3.(1)② サービスの報告 にも現れる。
| 細目 | 適切性 | 妥当性 | 有効性 |
|---|---|---|---|
| 3.(1)① 監視,測定,分析及び評価 | 現れない | 現れない | 現れる |
| 3.(1)② サービスの報告 | 現れない | 現れない | 現れる |
| 3.(2)②(この細目) | 現れる | 現れる | 現れる |
この表は同じ語が現れる細目を並べたものであり、シラバスが 3 つを対比しているわけではない。
3 つの違いはシラバスに書かれていない。
2 つ目 — 評価基準を決定する
Section titled “2 つ目 — 評価基準を決定する”「改善の機会に対して適用する評価基準を決定する」である。
決定するのは評価基準であって、改善そのものではない。
「改善の機会」が何を指すか、どう見つけるかは書かれていない。 評価基準の中身も、誰が決定するかも書かれていない。
3 つ目 — 承認された改善活動を管理する
Section titled “3 つ目 — 承認された改善活動を管理する”「承認された」という限定が付いている。
誰が承認するか、承認されていない改善活動をどう扱うかは書かれていない。
細目名の「継続的改善」は説明文に無い
Section titled “細目名の「継続的改善」は説明文に無い”説明文にあるのは「継続的に改善する」という形である。
| 語 | 現れ方 |
|---|---|
| 継続的に改善 | 説明文 |
| 継続的改善 | 用語例の 1 語目・細目名 |
同じ語だとシラバスが述べているわけではない。 形が違う、というところまでである。
用語例の括弧は 2 種類
Section titled “用語例の括弧は 2 種類”7 語のうち 4 語が括弧を持つ。
| 順 | 用語例 | 括弧の中身 | 形 |
|---|---|---|---|
| 2 | プロセス能力水準 | プロセス成熟度水準 | 別の日本語 |
| 5 | CSF | Critical Success Factors:重要成功要因 | 英語のつづり+:+日本語 |
| 6 | KPI | Key Performance Indicator:重要業績評価指標 | 英語のつづり+:+日本語 |
| 7 | KGI | Key Goal Indicator:重要目標達成指標 | 英語のつづり+:+日本語 |
この表の「順」は用語例の並び順に振った番号であり、括弧を持つ 4 語だけを抜き出している。
「プロセス能力水準」と「プロセス成熟度水準」が同じものかどうかは書かれていない。 括弧に入っている、というところまでである。
CSF だけが Factors と複数形である。KPI・KGI は Indicator である。
この 3 語の違い、算出方法、使い分けは書かれていない。
同じ中分類の略称の書き方との違い
Section titled “同じ中分類の略称の書き方との違い”同じ中分類には、括弧の形が違う略称がある。
| 形 | 例 |
|---|---|
英語のつづり+:+日本語 | CSF・KPI・KGI(この細目) |
| 日本語が先で略称が後ろ | 総所有費用(TCO)、事業継続計画(BCP) |
| 略称が先で訳語が後ろ | RTO(目標復旧時間) |
この表は形を並べたものであり、シラバスが分類しているわけではない。 下 2 行がどの細目に現れる表記かは、このノートの根拠に含まれていない。
小分類 03・04・05 の 11 細目のなかで、英語のつづりと日本語訳を全角コロンで区切る形は この細目の 3 語だけである。 この件数は小分類 03・04・05 の 11 細目を数えたものであって、中分類 15 の 40 細目すべてではない。
用語例 7 語という数
Section titled “用語例 7 語という数”同じ小分類(03-パフォーマンス評価及び改善、4 細目)のなかで最も多い。
| 順 | 細目 | 用語例の数 |
|---|---|---|
| 1 | 3.(1)① 監視,測定,分析及び評価 | 無し |
| 2 | 3.(1)② サービスの報告 | 4 |
| 3 | 3.(2)① 不適合及び是正処置 | 2 |
| 4 | 3.(2)②(この細目) | 7 |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。
この細目は「3. パフォーマンス評価及び改善」の「(2)改善」の下にある ② である。
同じ(2)の下に ① 不適合及び是正処置 がある。 シラバスが ① と ② の関係を述べているわけではない。
パフォーマンス評価及び改善を修得し,適用する。
【目標】は節全体(4 細目)に掛かるものであって、この細目だけに掛かるものではない。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 「適切性」「妥当性」「有効性」の違い、判定方法
- 「改善の機会」が何を指すか、どう見つけるか
- 評価基準の中身、誰が決定するか
- 誰が改善活動を承認するか
- 「プロセス能力水準」と「プロセス成熟度水準」が同じものか、水準の段階
- プロセスアセスメント・ギャップ分析の手順
- CSF・KPI・KGI の違い、設定方法、算出式
- ほかの改善の枠組みとの対応
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。