サービスデスク
シラバスはサービスデスクを何と説明しているか。逐語で答えよ。
サービスデスクは,サービスの利用者からの問合せに対して単一の窓口機能を提供し, 適切な部署への引継ぎ,対応結果の記録,記録の管理などを行う一連の活動であることを理解する。
「〜一連の活動である」という形で説明されている。
サービスデスクが行うこととして挙げられているものを、シラバスの並び順で答えよ。末尾の形にも注意せよ。
- 単一の窓口機能を提供する(サービスの利用者からの問合せに対して)
- 適切な部署への引継ぎ
- 対応結果の記録
- 記録の管理
2〜4 は「〜など」で開かれている。この 3 つで全部だとは書かれていない。
1 つ目だけが「提供し,」で切れており、2〜4 は「〜などを行う」に掛かる。
用語例 11 語のうち、括弧を持つのはどれか。
4 語である。
| 用語例 | 括弧の中身 |
|---|---|
| SPOC | Single Point Of Contact |
| CTI | Computer Telephony Integration |
| サービスデスク組織の構造 | ローカルサービスデスク,バーチャルサービスデスク,中央サービスデスク,フォロー・ザ・サン |
| AIの活用 | チャットボットなど |
SPOC と CTI の括弧は英語のつづりだけで、日本語の訳語が付かない。 FAQ には括弧が付かない。
用語例の「二次サポート及び三次サポート」は何語として数えるか。
1 語として数える。
…知識ベース,一次サポート,二次サポート及び三次サポート,サービスデスク組織の構造…
「一次サポート」は読点で区切られた別の項目だが、 二次と三次は「及び」でつながれて 1 つの項目になっている。
これで用語例は 11 語になる。
シラバスはサービスデスクを、サービスの利用者からの問合せに対して単一の窓口機能を提供し、適切な部署への引継ぎ、対応結果の記録、記録の管理などを行う一連の活動であると説明し、それを理解するとしている。説明文は「〜であることを理解する」の形で定義を含むが、行いの列挙は「など」で開かれている。用語例は 11 語で小分類 03・04・05 の 11 細目のなかで最も多く、括弧を持つのは 4 語である。二次サポート及び三次サポートは「及び」でつながれた 1 項目として数える。
説明文の組み立て
| 位置 | 逐語 |
|---|---|
| 主語 | サービスデスクは, |
| 相手 | サービスの利用者からの問合せに対して |
| 行い 1 | 単一の窓口機能を提供し, |
| 行い 2 | 適切な部署への引継ぎ,対応結果の記録,記録の管理などを行う |
| 述語 | 一連の活動であることを理解する |
この表はシラバスの一文を位置ごとに切り出したものであり、 シラバスがこの 5 つの見出しを立てているわけではない。
「〜などを行う」に並ぶ 3 つ(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 行い |
|---|---|
| 1 | 適切な部署への引継ぎ |
| 2 | 対応結果の記録 |
| 3 | 記録の管理 |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。 末尾は「〜など」で開かれている。3 つで全部だとは書かれていない。
用語例 11 個(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中身 |
|---|---|---|
| 1 | サービスデスク | — |
| 2 | SPOC | Single Point Of Contact |
| 3 | コールセンター | — |
| 4 | CTI | Computer Telephony Integration |
| 5 | FAQ | —(展開なし) |
| 6 | 応対マニュアル | — |
| 7 | 知識ベース | — |
| 8 | 一次サポート | — |
| 9 | 二次サポート及び三次サポート | —(「及び」でつながれた 1 項目) |
| 10 | サービスデスク組織の構造 | ローカルサービスデスク,バーチャルサービスデスク,中央サービスデスク,フォロー・ザ・サン |
| 11 | AIの活用 | チャットボットなど |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 括弧が付くのは 2・4・10・11 の 4 語である。 1 番目は細目名と同じである。
サービスデスク組織の構造(括弧の中の 4 つ)
| 順 | 構造 |
|---|---|
| 1 | ローカルサービスデスク |
| 2 | バーチャルサービスデスク |
| 3 | 中央サービスデスク |
| 4 | フォロー・ザ・サン |
この表の「順」は括弧の中の並び順であって、段階の順でも重要度でもない。 括弧の中に「など」「ほか」は付かない。ただし「これで全部である」とは書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(「〜であることを理解する」の形) |
| 列挙に付くラベル | 用語例 |
| 用語例の数 | 11 |
| 末尾 | 説明文の列挙が**「など」で開かれる** |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文である。
サービスデスクは,サービスの利用者からの問合せに対して単一の窓口機能を提供し, 適切な部署への引継ぎ,対応結果の記録,記録の管理などを行う一連の活動であることを理解する。
続けて 11 個が列挙されている。
用語例 サービスデスク,SPOC(Single Point Of Contact),コールセンター,CTI(Computer Telephony Integration),FAQ,応対マニュアル,知識ベース, 一次サポート,二次サポート及び三次サポート, サービスデスク組織の構造(ローカルサービスデスク,バーチャルサービスデスク, 中央サービスデスク,フォロー・ザ・サン),AIの活用(チャットボットなど)
説明文が「〜である」の形で説明している
Section titled “説明文が「〜である」の形で説明している”この細目の説明文は「サービスデスクは,〜一連の活動であることを理解する。」の形である。
サービスデスクが何であるかが、説明文の中に書かれている。
同じ語を使う細目が、同じ小分類と同じ中分類にある。
| 細目 | 表記 |
|---|---|
| 4.(1)システム運用管理 | 一連の活動であることを理解する |
| 4.(3)(この細目) | 一連の活動であることを理解する |
| 5.(1)③ 施設・設備の維持保全 | 一連の活動を理解する |
この表は同じ語が現れる細目を並べたものであり、シラバスが 3 つを対比しているわけではない。 「一連の活動」は中分類 15 の 1.・2.(29 細目)には 1 度も現れない。
相手は「サービスの利用者」
Section titled “相手は「サービスの利用者」”「サービスの利用者からの問合せに対して」である。
利用者以外からの問合せをどう扱うかは書かれていない。
「単一の窓口機能」と SPOC
Section titled “「単一の窓口機能」と SPOC”説明文にあるのは「単一の窓口機能」で、用語例にあるのは「SPOC(Single Point Of Contact)」である。
| 位置 | 語 |
|---|---|
| 説明文 | 単一の窓口機能 |
| 用語例 | SPOC(Single Point Of Contact) |
両者が同じものを指すかどうかは、シラバスに書かれていない。 このノートで「SPOC は単一の窓口機能のことである」と書かない。
SPOC の括弧は英語のつづりだけで、日本語の訳語が付かない。
Of の O が大文字である。
行いの列挙は「など」で開かれている
Section titled “行いの列挙は「など」で開かれている”| 順 | 行い |
|---|---|
| 1 | 適切な部署への引継ぎ |
| 2 | 対応結果の記録 |
| 3 | 記録の管理 |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。
「〜など」で開かれており、3 つで全部だとは書かれていない。
「適切な部署」がどこか、記録に何を残すか、管理が何をすることかは書かれていない。
用語例 11 語 — この 11 細目のなかで最多
Section titled “用語例 11 語 — この 11 細目のなかで最多”小分類 03・04・05 の 11 細目のなかで、用語例が最も多いのはこの細目である。 中分類 15 の 40 細目を通しての最多は 2.(17)問題管理 の 14 語であり、この細目ではない。
| 順 | 細目 | 用語例の数 |
|---|---|---|
| 1 | 4.(3)(この細目) | 11 |
| 2 | 4.(1)システム運用管理 | 9 |
| 3 | 4.(2)運用オペレーション | 9 |
| 4 | 3.(2)② 継続的改善 | 7 |
| 5 | 5.(1)② 施設管理・設備管理 | 7 |
この表の「順」は用語例の多い順に振った番号であり、上位 5 件だけを抜き出している。 シラバスがこの順で並べているわけではない。
数え方 — 「二次サポート及び三次サポート」は 1 項目
Section titled “数え方 — 「二次サポート及び三次サポート」は 1 項目”用語例はトップレベルの読点で区切って数える。括弧の中の読点は数えない。
| 順 | 該当箇所 | 数え方 |
|---|---|---|
| 8 | 一次サポート | 1 項目(読点で区切られる) |
| 9 | 二次サポート及び三次サポート | 1 項目(「及び」でつながる) |
この表の「順」は用語例の並び順に振った番号であり、2 項目だけを抜き出している。
シラバスが「一次と、二次・三次を分けている」と述べているわけではない。 区切りの記号がそうなっている、というところまでである。
一次・二次・三次のサポートがそれぞれ何をするかは書かれていない。
括弧の中が閉じているもの・開かれているもの
Section titled “括弧の中が閉じているもの・開かれているもの”| 用語例 | 括弧の中 | 開き語 |
|---|---|---|
| SPOC | Single Point Of Contact | — |
| CTI | Computer Telephony Integration | — |
| サービスデスク組織の構造 | 組織の構造 4 つ(下の表) | 無し |
| AIの活用 | チャットボット | 「など」 |
この表は括弧の中身を並べたものであり、シラバスが分類しているわけではない。
「AIの活用」の括弧だけが「など」で開かれている。 チャットボット以外に何があるかは書かれていない。
FAQ には展開が無い
Section titled “FAQ には展開が無い”用語例の 5 番目「FAQ」には括弧が付かない。
何の略か、何を指すかはシラバスに書かれていない。
同じ用語例のなかで SPOC・CTI には英語のつづりが付いているが、FAQ には付いていない。
シラバスが展開していない略称を、このノートで補うことはしない。
この細目は「4. サービスの運用」の(3)である。
節の【目標】は 3 項目からなり、その 3 つ目がこの細目に対応する。
サービスデスクの役割,機能を修得し,適用する。
【目標】は「役割,機能」を挙げるが、その中身は説明文にも用語例にも書かれていない。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- SPOC と「単一の窓口機能」が同じものか
- FAQ が何の略か
- コールセンターとサービスデスクの違い
- CTI が何をするか
- 一次・二次・三次サポートの分担、切り分けの基準
- ローカル/バーチャル/中央サービスデスク/フォロー・ザ・サンの違い、利点
- 「適切な部署」がどこか、引継ぎの手順
- 記録に何を残すか、記録の管理が何をすることか
- 「応対マニュアル」「知識ベース」の記載項目
- チャットボット以外の AI の活用
- 「役割,機能」(【目標】)が何を指すか
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。