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説明文が挙げる行いは 2 つある。何か。
  1. 監査結果を報告すること
  2. フォローアップを行うこと

システム監査人は,監査目的に応じた適切な形式で,監査結果を監査の依頼者や適切な 関係者に報告すること,…所要の措置が適切かつ適時に実施されているかどうかの フォローアップを行うことを理解する。

主語はどちらも「システム監査人は」である。

報告の相手は誰か。どんな形式で報告すると書かれているか。

相手は「監査の依頼者や適切な関係者」である。

形式は「監査目的に応じた適切な形式」である。

「や」でつながれた 2 つで、「適切な関係者」が誰かは書かれていない。

フォローアップの対象は何か。「又は」でつながれた 2 つを、前に付く逐語ごと答えよ。
順対象前に付く逐語
1改善提案報告書に記載した
2改善計画監査対象先が作成した

この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。

報告書に記載した改善提案又は監査対象先が作成した改善計画について,…

2 つは「又は」でつながれている。

フォローアップで何を見ると書かれているか。

「所要の措置が適切かつ適時に実施されているかどうか」である。

「適切かつ適時に」の 2 つが条件として書かれている。

措置の中身、フォローアップの時期・回数は書かれていない。

シラバスはシステム監査人が監査目的に応じた適切な形式で監査結果を監査の依頼者や適切な関係者に報告すること、報告書に記載した改善提案又は監査対象先が作成した改善計画について所要の措置が適切かつ適時に実施されているかどうかのフォローアップを行うことを理解するとしている。フォローアップの対象は「又は」でつながれた 2 つで、改善提案には記載された場所が、改善計画には作成した側が書かれており、改善提案を誰が作ったかは書かれていない。用語例は 8 語で、そのうち保証を目的としたシステム監査と助言を目的としたシステム監査の 2 語は 1.(1)監査業務 と同じ文字列だが、シラバスが対応づけているわけではない。

説明文が挙げる 2 つの行い(シラバスの並び順のまま)

順行い条件・対象
1報告する監査目的に応じた適切な形式で/監査の依頼者や適切な関係者に
2フォローアップを行う報告書に記載した改善提案又は監査対象先が作成した改善計画について/所要の措置が適切かつ適時に実施されているかどうか

この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。 主語はどちらも「システム監査人は」である。

フォローアップの対象(「又は」でつながれた 2 つ)

順対象前に付く逐語
1改善提案報告書に記載した
2改善計画監査対象先が作成した

この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。 2 つは「又は」でつながれている。作成者が書かれているのは改善計画(監査対象先)だけである。

用語例 8 個(シラバスの並び順のまま)

順用語例説明文に現れるか
1システム監査報告書現れない
2指摘事項現れない
3保証を目的としたシステム監査現れない
4助言を目的としたシステム監査現れない
5改善提案現れる
6改善計画現れる
7フォローアップ現れる
8フォローアップ報告書現れない

この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 8 語のどれにも括弧が付いていない。

この細目でのシラバスの書き方

項目記載
説明文一文
文末「〜を理解する。」
列挙に付くラベル用語例
用語例の数8
末尾「など」は付かない

説明文は一文である。

システム監査人は,監査目的に応じた適切な形式で,監査結果を監査の依頼者や適切な 関係者に報告すること,報告書に記載した改善提案又は監査対象先が作成した改善計画に ついて,所要の措置が適切かつ適時に実施されているかどうかのフォローアップを行うことを 理解する。

続けて 8 個が列挙されている。

用語例 システム監査報告書,指摘事項,保証を目的としたシステム監査, 助言を目的としたシステム監査,改善提案,改善計画,フォローアップ,フォローアップ報告書

位置逐語
形式監査目的に応じた適切な形式で
対象監査結果
相手監査の依頼者や適切な関係者

この表はシラバスの一文を位置ごとに切り出したものであり、 シラバスがこの 3 つの見出しを立てているわけではない。

「適切な形式」が何かは書かれていない。

相手は「や」でつながれた 2 つで、「適切な関係者」が誰かは書かれていない。

「監査の依頼者」が誰かも書かれていない。

フォローアップ — 対象は「又は」でつながれた 2 つ

Section titled “フォローアップ — 対象は「又は」でつながれた 2 つ”
順対象前に付く逐語
1改善提案報告書に記載した
2改善計画監査対象先が作成した

この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。

前に付く語が違う。改善提案には記載された場所が、改善計画には作成した側が書かれている。 改善提案を誰が作ったかは書かれていない。

「監査対象先」という語は、この 26 細目のなかでここにしか現れない。

「又は」であって「及び」ではない。両方あるときにどうするかは書かれていない。

「所要の措置が適切かつ適時に実施されているかどうか」である。

順条件
1適切に
2適時に

この表の「順」は説明文に現れる順であって、実行の順序ではない。

「所要の措置」が何を指すかは書かれていない。

フォローアップの時期、回数、実施されていなかったときにどうするかも書かれていない。

用語例 8 語のうち 3 語だけが説明文に現れる

Section titled “用語例 8 語のうち 3 語だけが説明文に現れる”
順用語例説明文
5改善提案現れる
6改善計画現れる
7フォローアップ現れる

この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 用語例の並び順に振った番号であり、3 語だけを抜き出している。

残る 5 語(システム監査報告書・指摘事項・保証を目的としたシステム監査・ 助言を目的としたシステム監査・フォローアップ報告書)は説明文に現れない。

説明文にあるのは「報告書」で、用語例は「システム監査報告書」である。文字列が違う。

位置表記
説明文報告書(に記載した)
用語例システム監査報告書

この表は語を並べたものであり、シラバスが両者を同じものだと書いているわけではない。

「フォローアップ報告書」に何を書くか、誰が作るかは書かれていない。

「指摘事項」が何かも書かれていない。

用語例この細目1.(1)監査業務
保証を目的としたシステム監査3 番目10 番目
助言を目的としたシステム監査4 番目11 番目

この表はそれぞれの細目での並び順を示すものであり、対応関係を示すものではない。

シラバスが対応づけているわけではない。

1.(2)① システム監査の目的 の説明文には「保証や助言を行う」という語があるが、 文字列は違う。

位置表記
この細目の名前システム監査の報告とフォローアップ
1.(2)② の説明文監査報告とフォローアップ

この表は語を並べたものであり、シラバスが両者を同じものだと書いているわけではない。 「システム監査の報告」と「監査報告」で文字列が違う。

1.(2)② の用語例にも「監査報告書の作成と報告」「改善提案のフォローアップ」があり、 この細目の説明文・用語例と語が重なる。ただし文字列は同じではない。 シラバスが「その用語例はこの細目のことである」と書いているわけではない。

この細目は「1. システム監査」の(6)である。

節の【目標】の 3 つ目に「報告・フォローアップ」という語がある。

システム監査の計画・実施・報告・フォローアップ,システム監査の体制整備の考え方を 修得し,適用する。

【目標】は中黒でつなぐが、この細目の名前は「と」でつないでいる。 どちらもシラバスの表記のままである。揃えない。

次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。

  • 「適切な形式」が何か
  • 「監査の依頼者」「適切な関係者」が誰か
  • 「所要の措置」が何を指すか
  • フォローアップの時期、回数、方法
  • 措置が実施されていなかったときにどうするか
  • 「指摘事項」の書き方、システム監査報告書の記載項目
  • フォローアップ報告書に何を書くか、誰が作るか
  • 改善提案と改善計画のどちらが先か

名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。