コンプライアンス監査
説明文は何と書いているか。逐語で答えよ。
コンプライアンス監査の目的,役割を理解する。
一文である。
目的が何か、役割が何かは書かれていない。
「コンプライアンス」が何かも書かれていない。
用語例 4 語を、シラバスの並び順で答えよ。
- 行動指針
- 職務分掌
- 倫理
- 透明性
4 語のどれにも括弧が付いていない。
4 語とも監査の名前でも法令の名前でもない。
用語例のうち、この 26 細目の別の細目にも同じ文字列で現れるものはどれか。
「職務分掌」である。
| 細目 | 位置 |
|---|---|
| 1.(8)③(この細目) | 用語例 |
| 2.(1)内部統制 | 説明文・用語例 |
シラバスが対応づけているわけではない。同じ文字列が現れる、というところまでである。
「コンプライアンス監査」という文字列は、ほかにどこに現れるか。
2.(3)法令遵守状況の評価・改善 の用語例である。
細目の名前と説明文としてはこの細目、用語例としては 2.(3)にある。
シラバスが「その用語例はこの細目のことである」と書いているわけではない。
シラバスはコンプライアンス監査の目的、役割を理解するとしている。説明文は一文で、目的が何か、役割が何かの中身は書かれていない。1.(8)① 情報セキュリティ監査 と 1.(8)② 個人情報保護監査 も同じ文型である。1.(8)④ マネジメントシステム監査 も「目的,役割」を含むが、前に対象の列挙が付く。用語例は 4 語で、いずれも監査の名前でも法令の名前でも基準の名前でもない。そのうち職務分掌は 2.(1)内部統制 の説明文と用語例の両方に同じ文字列で現れる。コンプライアンス監査という文字列は 2.(3)法令遵守状況の評価・改善 の用語例にもある。
説明文の組み立て
| 位置 | 逐語 |
|---|---|
| 対象 | コンプライアンス監査 |
| 理解する内容 | 目的,役割 |
| 文末 | 理解する。 |
この表はシラバスの一文を位置ごとに切り出したものであり、 シラバスがこの 3 つの見出しを立てているわけではない。 目的と役割は読点でつながれており、中身は書かれていない。
用語例 4 個(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中身 | 別の細目にも同じ文字列があるか |
|---|---|---|---|
| 1 | 行動指針 | — | 無し |
| 2 | 職務分掌 | — | 2.(1)内部統制 |
| 3 | 倫理 | — | 無し(「監査人の倫理」は別の文字列) |
| 4 | 透明性 | — | 無し |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 4 語のどれにも括弧が付いていない。 シラバスが対応づけているわけではない。
「コンプライアンス」を含む語の現れ方
| 細目 | 表記 | 位置 |
|---|---|---|
| 1.(8)③(この細目) | コンプライアンス監査 | 細目名・説明文 |
| 2.(1)内部統制 | コンプライアンス | 用語例 |
| 2.(3)法令遵守状況の評価・改善 | コンプライアンス監査 | 用語例 |
この表は同じ語が現れる位置を並べたものであり、シラバスが対応づけているわけではない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文 |
| 文末 | 「〜を理解する。」 |
| 列挙に付くラベル | 用語例 |
| 用語例の数 | 4 |
| 末尾 | 「など」は付かない |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文である。
コンプライアンス監査の目的,役割を理解する。
続けて 4 個が列挙されている。
用語例 行動指針,職務分掌,倫理,透明性
説明文は「目的,役割」と言うだけである
Section titled “説明文は「目的,役割」と言うだけである”目的が何か、役割が何かは書かれていない。
次はいずれも書かれていない。
- コンプライアンスが何を指すか
- コンプライアンス監査が何を対象にするか
- 誰が行うか
- システム監査との関係
この細目の根拠は、この文型と用語例 4 語である。
1.(8)① ② ③ は同じ文型
Section titled “1.(8)① ② ③ は同じ文型”| 細目 | 説明文 |
|---|---|
| 1.(8)① | 情報セキュリティ監査の目的,役割を理解する。 |
| 1.(8)② | 個人情報保護監査の目的,役割を理解する。 |
| 1.(8)③(この細目) | コンプライアンス監査の目的,役割を理解する。 |
この表は 3 件の説明文を並べたものであり、シラバスが 3 つを対比しているわけではない。
監査の名前だけが入れ替わり、あとは同じ形である。
3 つの監査の違いは書かれていない。
用語例 4 語は抽象的な語である
Section titled “用語例 4 語は抽象的な語である”4 語はいずれも監査の名前でも法令の名前でも基準の名前でもない。
| 順 | 用語例 |
|---|---|
| 1 | 行動指針 |
| 2 | 職務分掌 |
| 3 | 倫理 |
| 4 | 透明性 |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。
それぞれが何を指すか、誰が定めるか、どう監査するかは書かれていない。
4 語がコンプライアンス監査の対象なのか、着眼点なのかも書かれていない。
「行動指針」は、2.(3)法令遵守状況の評価・改善 の説明文にある「行動規範」とは 別の文字列である。同じ語として扱わない。
「職務分掌」は 2.(1)にもある
Section titled “「職務分掌」は 2.(1)にもある”| 細目 | 位置 |
|---|---|
| 1.(8)③(この細目) | 用語例の 2 番目 |
| 2.(1)内部統制 | 説明文と用語例の両方 |
この表は同じ語が現れる位置を並べたものであり、シラバスが対応づけているわけではない。
2.(1)の説明文は「業務プロセスの明確化,職務分掌,実施ルールの設定, チェック体制の確立が必要である」と書く。
シラバスが「コンプライアンス監査で職務分掌を見る」と書いているわけではない。
「倫理」と「監査人の倫理」は別の文字列
Section titled “「倫理」と「監査人の倫理」は別の文字列”| 細目 | 表記 |
|---|---|
| 1.(8)③(この細目) | 倫理 |
| 1.(2)①・1.(9)① | 監査人の倫理 |
この表は文字列を並べたものであり、シラバスが両者を同じものだと書いているわけではない。
この細目の用語例は「倫理」だけで、「監査人の」が付かない。
誰の倫理かは書かれていない。
この細目は「1. システム監査」の「(8)その他のシステム関連の監査」の下にある ③ である。
節の名前にある「その他」が、何に対する「その他」かは書かれていない。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- コンプライアンス監査の目的・役割の中身
- コンプライアンスの定義
- 行動指針・職務分掌・倫理・透明性それぞれの中身
- 4 語が対象なのか着眼点なのか
- 2.(3)法令遵守状況の評価・改善 との関係
- 会社法・金融商品取引法などの法令の内容
- 1.(8)① ② ④ の監査との違い
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。