普及啓発
説明文はどれだけ書かれているか。
情報システムを活用するための教育・訓練の実施など,普及啓発活動を理解する。
これで全文である。37 字の一文。
この 31 細目で説明文が短い順に 5 番目である。
普及啓発活動として挙がるのは「教育・訓練の実施」だけで、 そこにも「など」が付く。
「など」は何を開いているか。
「教育・訓練の実施など」の「など」である。
普及啓発活動が教育・訓練の実施だけで尽きないことを示している。
ほかにどのような活動があるかは書かれていない。
用語例 7 語がその「など」にあたるとも書かれていない。
用語例 7 語のうち括弧を持つのはどれか。
一つ目の「利用者用文書類(利用者マニュアル)」だけである。
括弧の中は「利用者マニュアル」で、日本語だけの語である。 シラバスは括弧の外と中の関係(同じものの別名かどうか)を書いていない。
この 31 細目で括弧の中が日本語だけの用語例は 3 語あり、 この語はその一つである(ほかは 1.(1)③ の「スケーラビリティ(将来の成長への対応)」と 1.(5) の「SLCP-JCF(共通フレーム)」)。
シラバスは情報システムを活用するための教育・訓練の実施など、普及啓発活動を理解するとしている。説明文は 37 字の一文で、挙げられているのは教育・訓練の実施だけであり、そこにも「など」が付く。用語例は 7 語で、括弧を持つのは一つ目の 利用者用文書類(利用者マニュアル)だけである。7 語それぞれの意味と、7 語が教育・訓練にあたるかどうかは書かれていない。
説明文の組み立て
| 位置 | 逐語 |
|---|---|
| 目的 | 情報システムを活用するための |
| 挙がる活動 | 教育・訓練の実施など |
| 理解する対象 | 普及啓発活動 |
| 文末 | を理解する。 |
この表はシラバスの一文を位置ごとに切り出したものであり、 シラバスがこの四つの見出しを立てているわけではない。 「教育・訓練の実施」の後ろに「など」が付き、活動はこれで尽きない。 教育と訓練の違い、実施の方法、対象者はいずれも書かれていない。
用語例 7 個(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中身 |
|---|---|---|
| 1 | 利用者用文書類 | 利用者マニュアル |
| 2 | 業務マニュアル | — |
| 3 | e-ラーニング | — |
| 4 | 講習会 | — |
| 5 | 人材育成計画 | — |
| 6 | ゲーミフィケーション | — |
| 7 | デジタルディバイド | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 括弧を持つのは 1 語だけで、その中は日本語だけである。 7 語それぞれの意味、作り方、実施方法、対象者はいずれも書かれていない。 7 語が説明文の「教育・訓練の実施」にあたるとも、 「など」にあたるとも書かれていない。 7 語は、この 31 細目でこの細目の用語例にしか現れない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(37 字) |
| 文末 | 「〜動を理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 1 箇所 |
| 列挙に付くラベル | 用語例 |
| 用語例の数 | 7 |
| 括弧を持つ用語例 | 1 |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文である。
情報システムを活用するための教育・訓練の実施など,普及啓発活動を理解する。
続けて 7 個が列挙されている。
用語例 利用者用文書類(利用者マニュアル),業務マニュアル,e-ラーニング,講習会, 人材育成計画,ゲーミフィケーション,デジタルディバイド
説明文が短く、活動が一つしか挙がらない
Section titled “説明文が短く、活動が一つしか挙がらない”37 字は、この 31 細目で短い順に 5 番目である。
普及啓発活動として名前が挙がるのは「教育・訓練の実施」だけである。
しかもそこに「など」が付くため、これは例示にすぎない。
この 31 細目で「教育」「訓練」を説明文に持つのは、この細目だけである。
教育と訓練の違い、誰が誰に対して行うかは書かれていない。
説明文と細目名の関係
Section titled “説明文と細目名の関係”| 項目 | 逐語 |
|---|---|
| 細目名 | 普及啓発 |
| 説明文の語 | 普及啓発活動 |
この表は細目名と説明文の語を並べたものである。
説明文は「活動」を付けた形で現れる。
この 31 細目で「普及啓発」を説明文に持つのは、この細目と 4.(1)① システム活用促進と評価の目的と考え方 の 2 件である。
どちらも「普及啓発活動」という形で現れる。
ただしシラバスは、この細目が 4.(1)① の一部だとも下位だとも書いていない。
用語例 7 語の関係は書かれていない
Section titled “用語例 7 語の関係は書かれていない”シラバスは 7 語のいずれについても意味を書いていない。
7 語をどう分けるか、7 語がそれぞれ普及啓発とどう関わるかも書いていない。
分類を立てるとそれはこのノートの創作になるため、 このノートでは 7 語をシラバスの並び順のまま扱う。
「デジタル」を含む語がほかの細目にもある
Section titled “「デジタル」を含む語がほかの細目にもある”| 語 | 位置 |
|---|---|
| デジタル経営改革のための評価指標(DX推進指標) | 1.(1)③ の用語例 |
| デジタル技術・デジタルリテラシー | 4.(1)② の説明文 |
| デジタルディバイド | 4.(1)③ の用語例(この細目) |
この表は同じ語を含む語を並べたものであり、 シラバスが三つを対応づけているわけではない。
この 31 細目で「デジタル」を含む語が現れるのは、この 3 細目だけである。
このうち用語例に持つのは 1.(1)③ とこの細目の 2 件である。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 普及啓発の定義、目的、対象者
- 教育と訓練の違い、実施の方法、頻度
- 「など」に含まれる、教育・訓練以外の活動
- 用語例 7 語それぞれの意味、作り方、実施方法
- 7 語が教育・訓練にあたるかどうか
- 利用者用文書類と業務マニュアルの違い
- デジタルディバイドがなぜ用語例に挙がるか
- 4.(1)① の内容をこの細目の説明として持ち込むこと
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。