技術開発戦略の目的と考え方
説明文は、何が「重要」だとしているか。
企業の持続的発展のためには,技術開発への投資とともにイノベーションを促進し,技術と市場ニーズとを結び付けて事業を成功へ導く技術開発戦略が重要であり,経営戦略や事業戦略と技術開発戦略との連携が重要であることを理解する。
「重要」は 2 回現れる。
- 1 回目 — 「…事業を成功へ導く技術開発戦略が重要であり」
- 2 回目 — 「経営戦略や事業戦略と技術開発戦略との連携が重要である」
括弧を持つ用語例のうち、日本語の訳を持たないのはどれか。
R&D(Research and Development) の 1 語である。 括弧の中は英語だけである。
- MOT(Management of Technology:技術経営) — 英語と日本語が「:」で区切られている
- VC(Venture Capital:ベンチャーキャピタル) — 同じ形
- CVC(Corporate Venture Capital:コーポレートベンチャーキャピタル) — 同じ形
- R&D(Research and Development) — 英語だけ
ノートの側で R&D の訳を足さない。
「イノベーション」の語は、この細目のどこに現れるか。
説明文に 1 回(「イノベーションを促進し」)、用語例に 5 語ある。
- プロダクトイノベーション・プロセスイノベーション・ラディカルイノベーション・オープンイノベーション — 語の末尾
- イノベーションのジレンマ — 語の先頭
節 1 の【目標】2 項目目にも現れる(「イノベーションの促進の重要性」)。 この 6 細目で「イノベーション」を持つ細目はこの細目だけである。 (細目名・説明文・用語例の 3 種と【目標】を対象に照合した結果である。本バッチに[手順の例]は無い。)
イノベータ理論 は「イノベータ」までで、「イノベーション」の文字列を含まない。
シラバスは、技術開発戦略が重要であること、経営戦略や事業戦略と技術開発戦略との連携が重要であることを理解するとしている。説明文は 108 字で、この 6 細目のなかで最も長い。用語例は 16 語で、括弧を持つ 4 語のうち R&D(Research and Development)だけが訳を持たない。16 語の意味も、互いの関係も書かれていない。
用語例 16 語(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中 |
|---|---|---|
| 1 | MOT(Management of Technology:技術経営) | Management of Technology:技術経営 |
| 2 | プロダクトイノベーション | — |
| 3 | プロセスイノベーション | — |
| 4 | ラディカルイノベーション | — |
| 5 | オープンイノベーション | — |
| 6 | イノベーションのジレンマ | — |
| 7 | メイカームーブメント | — |
| 8 | リーンスタートアップ | — |
| 9 | APIエコノミー | — |
| 10 | 市場創生 | — |
| 11 | 市場価値 | — |
| 12 | イノベータ理論 | — |
| 13 | R&D(Research and Development) | Research and Development |
| 14 | VC(Venture Capital:ベンチャーキャピタル) | Venture Capital:ベンチャーキャピタル |
| 15 | CVC(Corporate Venture Capital:コーポレートベンチャーキャピタル) | Corporate Venture Capital:コーポレートベンチャーキャピタル |
| 16 | MFTフレームワーク | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 16 語のいずれについても、意味・使い方はシラバスに書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(108 字) |
| 文末 | 「〜が重要であることを理解する。」 |
| 「重要」 | 2 回 |
| 説明文の「など」 | 無し |
| 説明文の中の括弧 | 無し |
| 用語例の数 | 16 |
| 括弧を持つ用語例 | 4(うち訳を持たないもの 1) |
| 展開の無い英字 | 2(APIエコノミー・MFTフレームワーク) |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文、108 字で、この 6 細目のなかで最も長い(次は 1.(1)② の 100 字)。
「市場ニーズ」は説明文の語である。 この 6 細目では、2.(1)技術開発計画・2.(2)技術開発のロードマップ の 用語例にも 市場ニーズ がある。 (細目名・説明文・用語例の 3 種と【目標】を対象に照合した結果である。) 3 箇所で同じ意味に使われているかは、シラバスに書かれていない。 文字列が同じことだけが事実である。
シラバスはこの細目を 1.(1)技術開発戦略 の見出しの下の 1 番目に置いている。
括弧を持つ 4 語はどれも、見出しが英字の略語で、括弧の中の先頭が英語である。 3 語は「:」の後に日本語を持ち、R&D だけが持たない。
VC と CVC は、括弧の中の英語で Venture Capital の 2 語が重なる。 CVC の側は前に Corporate を持つ。 2 つの関係はシラバスに書かれていない。
APIエコノミー と MFTフレームワーク は英字を持つが括弧を持たない。 英字の部分の展開はシラバスに無い。ノートの側で展開を補わない。
「イノベーション」と「市場」を含む語
Section titled “「イノベーション」と「市場」を含む語”| 語 | 含む文字列 |
|---|---|
| プロダクトイノベーション | イノベーション |
| プロセスイノベーション | イノベーション |
| ラディカルイノベーション | イノベーション |
| オープンイノベーション | イノベーション |
| イノベーションのジレンマ | イノベーション |
| 市場創生 | 市場 |
| 市場価値 | 市場 |
語の文字列の共通点であって、シラバスの分類ではない。 5 語どうしの関係も、市場創生・市場価値 と説明文の 市場ニーズ の関係も、シラバスに書かれていない。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 16 語それぞれの意味
- APIエコノミー・MFTフレームワーク の英字の展開、R&D の日本語の訳
- 「イノベーション」を含む 5 語どうしの関係
- イノベーションのジレンマ・イノベータ理論 の出典
- 説明文の「経営戦略」「事業戦略」の中身
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。