企業の特徴
説明文が挙げる「企業の特徴」は何か。末尾の形にも注意せよ。
- 所有と経営の分離
- ゴーイングコンサーン(継続的事業体)
- 企業目的の多様化
所有と経営の分離,ゴーイングコンサーン(継続的事業体),企業目的の多様化など, 企業の特徴を理解する。
末尾が「など」で開かれている。この 3 つで全部だとは書かれていない。
「など」の後ろが読点で続き、「企業の特徴を理解する。」につながる。
説明文の括弧の中身は何か。ほかの細目の括弧と形が違うか。
「継続的事業体」である。
ゴーイングコンサーン**(継続的事業体)**
括弧の中は日本語だけで、英語の展開は無い。
この 35 細目のうち、説明文に括弧を持つのは 12 細目ある。
括弧の中が英語を含むもの((Linear Programming:線形計画法)など)と、
日本語だけのものの両方がある。この細目は後者である。
シラバスが「ゴーイングコンサーン = 継続的事業体」と定義しているわけではない。
用語例 9 語のうち、「コーポレート」で始まるのは何語か。
4 語である。
| 順 | 用語例 |
|---|---|
| 1 | コーポレートガバナンス |
| 2 | コーポレートガバナンス・コード |
| 8 | コーポレートアイデンティティ |
| 9 | コーポレートブランド |
この表の「順」はシラバスの並び順のうち、該当する 4 語だけを抜き出した番号である。 重要度でも扱う順でもない。
1 語目と 2 語目は連続しており、「・コード」が付くかどうかだけが違う。 両者の関係は書かれていない。
この細目の用語例のうち、ほかの細目にも現れるものはどれか。
2 語である。
| 用語例 | もう一方の細目 |
|---|---|
| IR(Investor Relations) | 1.(4)経営環境の変化 |
| BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画) | 1.(2)⑤ リスクマネジメント |
この表は同じ文字列が現れる細目を並べたものであり、 シラバスが両者を対応づけているわけではない。
どちらも括弧を含めて同じ文字列である。
シラバスは所有と経営の分離、ゴーイングコンサーン(継続的事業体)、企業目的の多様化など、企業の特徴を理解するとしている。説明文は一文で、列挙の末尾が「など,」と読点で続く形になっており、この 35 細目でこの形をとるのは 4 件だけである。用語例は 9 語で、この語数の細目はこの一件だけである。9 語のうち 4 語が「コーポレート」で始まり、IR(Investor Relations)は 1.(4)経営環境の変化 に、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)は 1.(2)⑤ リスクマネジメント にも同じ文字列で現れる。
説明文が挙げる 3 つ(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 逐語 | 括弧の中身 |
|---|---|---|
| 1 | 所有と経営の分離 | — |
| 2 | ゴーイングコンサーン(継続的事業体) | 継続的事業体 |
| 3 | 企業目的の多様化 | — |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、重要度でも実行の順序でもない。 末尾が「など」で開かれている。3 つで全部だとは書かれていない。 それぞれが何かは書かれていない。
用語例 9 個(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中身 |
|---|---|---|
| 1 | コーポレートガバナンス | — |
| 2 | コーポレートガバナンス・コード | — |
| 3 | IR(Investor Relations) | Investor Relations |
| 4 | 統合報告書 | — |
| 5 | アニュアルレポート | — |
| 6 | CSR報告書 | — |
| 7 | BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画) | Business Continuity Plan:事業継続計画 |
| 8 | コーポレートアイデンティティ | — |
| 9 | コーポレートブランド | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。
9 語のいずれについても、意味・内容は書かれていない。
IR の括弧の中は英語だけで、日本語訳は書かれていない。
「報告書」「レポート」で終わる 3 語
| 順 | 用語例 | 末尾 |
|---|---|---|
| 4 | 統合報告書 | 報告書 |
| 5 | アニュアルレポート | レポート |
| 6 | CSR報告書 | 報告書 |
この表の「順」はシラバスの並び順のうち、該当する 3 語だけを抜き出した番号である。 重要度でも扱う順でもない。 3 語が連続して並んでいるが、シラバスがこの 3 つを一組として扱っているわけではない。 3 つの違い、作成の義務、記載内容はいずれも書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(50 字) |
| 文末 | 「〜を理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 1 箇所(「など,」) |
| 列挙に付くラベル | 用語例 |
| 用語例の数 | 9 |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文である。
所有と経営の分離,ゴーイングコンサーン(継続的事業体),企業目的の多様化など, 企業の特徴を理解する。
続けて 9 個が列挙されている。
用語例 コーポレートガバナンス,コーポレートガバナンス・コード,IR(Investor Relations), 統合報告書,アニュアルレポート,CSR報告書, BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画),コーポレートアイデンティティ, コーポレートブランド
「など,」と読点で続く
Section titled “「など,」と読点で続く”この 35 細目で「など」の直後が読点になるのは 4 件である。
| 形 | 細目 | 件数 |
|---|---|---|
| など, | 1.(1)③(この細目)、2.(1)⑤、2.(1)⑧、3.(1)④ | 4 |
| などの | 1.(1)①、1.(1)②、1.(2)④、1.(3)、2.(2)④ ほか | 8 |
この表は「など」の直後の文字を数えたものであり、シラバスが形を使い分けているとは 書かれていない。
「など」の出現はこの 35 細目で 24 箇所ある。この表はそのうち多い 2 つの形 (計 12 箇所)を挙げたものであり、ほかに「などが」「などを」「など)」などの形もある。
どちらの形でも、列挙が開かれていることに変わりはない。
3 つ以外にも企業の特徴があると読めるが、それが何かは書かれていない。
「所有と経営の分離」は 1.(1)① にも現れる
Section titled “「所有と経営の分離」は 1.(1)① にも現れる”| 細目 | 位置 |
|---|---|
| 1.(1)① 企業活動と経営資源 | 説明文(多面的性質の 3 つ目) |
| 1.(1)③(この細目) | 説明文(企業の特徴の 1 つ目) |
この表は同じ文字列が現れる位置を並べたものであり、シラバスが対応づけているわけではない。
この 35 細目のなかで、この語を説明文に持つのはこの 2 件だけである。
1.(1)① では「多面的性質」の一つ、この細目では「企業の特徴」の一つとして挙がる。 「多面的性質」と「企業の特徴」が同じものかどうかは書かれていない。
用語例は 9 語で、この語数はこの細目だけである
Section titled “用語例は 9 語で、この語数はこの細目だけである”この 35 細目のなかで、用語例が 9 語なのはこの細目だけである。
ただし 9 語は最多ではない。 最多は 2.(2)② データの加工・分析 の 31 語である。
9 語のうち 4 語が「コーポレート」で始まる。 この 35 細目で用語例に「コーポレート」を含むのは 3 細目あり、 この細目の 4 語が最も多い(1.(5)② と 3.(7)は 1 語ずつ)。
同じ語で始まることに、シラバスが意味を与えているわけではない。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 所有と経営の分離・企業目的の多様化の意味
- ゴーイングコンサーンの意味、会計上の扱い、前提としての位置づけ
- コーポレートガバナンスとコーポレートガバナンス・コードの違い、策定者、適用対象
- 統合報告書・アニュアルレポート・CSR報告書の記載内容、作成義務、違い
IRの日本語訳、BCPの策定手順- コーポレートアイデンティティとコーポレートブランドの違い
- 1.(1)① 企業活動と経営資源 との包含関係
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。