ITの進展とそれに伴う社会の変化
説明文が挙げる、ITの進化にあたるものは何か。末尾の形にも注意せよ。
- コンピュータの処理能力の向上
- データの多様性
- データ量の増加
- データ分析の高度化
- AIの進化
コンピュータの処理能力の向上,データの多様性,データ量の増加,データ分析の高度化, AIの進化といったITの進化が促す社会の変化を理解する。
列挙を受ける語は「といった」である。末尾に「など」は付かない。
この 35 細目で「といった」を使うのはこの細目だけである。
細目名と説明文で、同じ意味に見えて文字列が違う語はどれか。
「進展」と「進化」である。
| 位置 | 逐語 |
|---|---|
| 細目名 | ITの進展とそれに伴う社会の変化 |
| 説明文 | ITの進化が促す社会の変化 |
| 節の【目標】 | ITの進展とそれに伴う社会の変化 |
この 35 細目の説明文に「進展」は一度も現れない。
「進化」が現れるのはこの細目の説明文だけで、二回ある(AIの進化 と ITの進化)。
両者が同じ意味だ、とはシラバスに書かれていない。
用語例は何語か。ほかの細目と比べてどうか。
1 語だけである。
用語例 AI言語モデルのスケーリング則
この 35 細目のなかで最も少ない。用語例を持たない細目は無い。
「スケーリング則」が何を述べる法則かは書かれていない。
説明文にある AI と、用語例の AI言語モデル の関係も書かれていない。
シラバスはコンピュータの処理能力の向上、データの多様性、データ量の増加、データ分析の高度化、AIの進化といったITの進化が促す社会の変化を理解するとしている。細目名は「ITの進展」だが説明文は「ITの進化」で、この 35 細目の説明文に「進展」は一度も現れない。列挙を受ける語がこの 35 細目で唯一「といった」であり、末尾に「など」も付かない。用語例は AI言語モデルのスケーリング則 の 1 語だけで、この 35 細目のなかで最も少ない。
説明文の組み立て
| 位置 | 逐語 |
|---|---|
| 列挙 | コンピュータの処理能力の向上,データの多様性,データ量の増加,データ分析の高度化,AIの進化 |
| 受ける語 | といった |
| 主語にあたる語 | ITの進化 |
| 理解する内容 | が促す社会の変化 |
この表はシラバスの一文を位置ごとに切り出したものであり、 シラバスがこの 4 つの見出しを立てているわけではない。 「といった」で受けており、「など」は付かない。
説明文が挙げる五つ(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 逐語 |
|---|---|
| 1 | コンピュータの処理能力の向上 |
| 2 | データの多様性 |
| 3 | データ量の増加 |
| 4 | データ分析の高度化 |
| 5 | AIの進化 |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、重要度でも起きた順序でもない。 末尾に「など」が付かない。ただし五つで全部だとシラバスが述べたわけでもない。 2 から 4 の三つが「データ」で始まるが、シラバスが三つを一組として扱っているわけではない。 それぞれが何かは書かれていない。
細目名・説明文・【目標】での語の違い
| 位置 | 逐語 |
|---|---|
| 細目名 | ITの進展とそれに伴う社会の変化 |
| 説明文 | ITの進化が促す社会の変化 |
| 節 1 の【目標】 | ITの進展とそれに伴う社会の変化 |
この表は文字列を並べたものであり、シラバスが三者を対応づけているわけではない。 説明文だけが「進化」である。 「それに伴う」と「が促す」も文字列が違う。そろえない。
用語例 1 個
| 順 | 用語例 | 括弧の中身 |
|---|---|---|
| 1 | AI言語モデルのスケーリング則 | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 この 35 細目のなかで用語例が最も少ない。 法則の内容、提唱者、発表年はいずれも書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(69 字) |
| 文末 | 「〜を理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 無し |
| 列挙を受ける語 | といった(この 35 細目で唯一) |
| 列挙に付くラベル | 用語例 |
| 用語例の数 | 1(この 35 細目で最少) |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文である。
コンピュータの処理能力の向上,データの多様性,データ量の増加,データ分析の高度化, AIの進化といったITの進化が促す社会の変化を理解する。
続けて 1 個が挙げられている。
用語例 AI言語モデルのスケーリング則
細目名は「進展」、説明文は「進化」
Section titled “細目名は「進展」、説明文は「進化」”この 35 細目の説明文に「進展」は一度も現れない。
「進展」が現れるのは、この細目の細目名と、節 1 の【目標】である。
節 1 の【目標】は次のとおりである。
企業活動,経営管理,経営組織の種類,特徴,手法を修得し,適用する。 経営環境の変化,課題を修得し,適用する。 ITの進展とそれに伴う社会の変化,IT利活用の動向を修得し,適用する。
説明文だけが「進化」である。
「ITの進展」と「ITの進化」が同じものだ、とは書かれていない。
このノートで両者をそろえない。
「といった」で受け、「など」が付かない
Section titled “「といった」で受け、「など」が付かない”この 35 細目で列挙を「といった」で受けるのはこの細目だけである。
「など」が無いことは、五つで対象が尽きるとシラバスが述べたことを意味しない。 「など」が無い、というところまでである。
「といった」を使った意図は、シラバスに書かれていない。
用語例は 1 語で、この 35 細目で最少である
Section titled “用語例は 1 語で、この 35 細目で最少である”| 用語例の数 | 細目 |
|---|---|
| 1 | 1.(5)①(この細目) |
| 3 | 1.(1)② 企業形態、3.(1)② 企業会計の手順 |
| 4 | 1.(2)② 経営管理の理論と展開、2.(1)① 線形計画法 |
この表は用語例の数が少ない細目を抜き出したものであり、 シラバスが対比しているわけではない。
この 35 細目のなかで、用語例を持たない細目は無い。したがってこの 1 語が最少である。
用語例が 1 語であることは、根拠が欠けていることを意味しない。 シラバスがこの細目には 1 語だけを置いている、というのがそのまま事実である。
説明文に AI が一度出るが、用語例の AI言語モデルのスケーリング則 が
その AI を指すとは書かれていない。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 「ITの進展」と「ITの進化」の違い、どちらが正しいかという判断
- コンピュータの処理能力・データ量がどう変化したかの具体的な数値、時期
- AIの進化の内容、技術的な背景
AI言語モデルのスケーリング則の内容、式、提唱者、発表年- 社会の変化の中身
- 1.(5)② 社会の変化とIT利活用の動向 との包含関係
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。