財務諸表
説明文の一文目が挙げる四つの諸表は何か。
- 貸借対照表
- 損益計算書
- キャッシュフロー計算書
- 株主資本等変動計算書
貸借対照表,損益計算書,キャッシュフロー計算書,株主資本等変動計算書の目的, 各諸表の貸方・借方の構成など,財務諸表の見方を理解する。
四つは読点で並び、その直後に「の目的」が続く。「など」はその後ろに付く。
四つはいずれも 3.(1)③ 決算の仕組み の用語例と同じ文字列である。
二文目が挙げる利益は何か。末尾の形にも注意せよ。
- 売上総利益
- 営業利益
- 経常利益
また,売上総利益,営業利益,経常利益などの計算方式を理解する。
末尾が「など」で開かれている。この三つで全部だとは書かれていない。
計算方式そのものは書かれていない。
この三つは用語例に含まれない。
用語例 17 語のうち、対になる形の組はどれか。
| 組 | 順 | 用語例 |
|---|---|---|
| 1 組目 | 1・2 | 流動資産 / 固定資産 |
| 2 組目 | 3・4 | 有形固定資産 / 無形固定資産 |
| 3 組目 | 6・7 | 流動負債 / 固定負債 |
| 4 組目 | 16・17 | 発生主義 / 保守主義 |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。
いずれの組も並びが連続している。
それぞれの違いは書かれていない。
説明文の語が用語例にもそのまま現れるのはどれか。
「株主資本」である。
| 位置 | 逐語 |
|---|---|
| 説明文 | 株主資本等変動計算書 |
| 用語例 | 株主資本(9 語目) |
この表は同じ文字列が現れる位置を並べたものであり、 シラバスが両者を対応づけているわけではない。
説明文の側は「株主資本」に「等変動計算書」が続く。用語例の側は「株主資本」で終わる。
シラバスは貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、株主資本等変動計算書の目的、各諸表の貸方・借方の構成など、財務諸表の見方を理解すること、および売上総利益、営業利益、経常利益などの計算方式を理解するとしている。説明文は二文で「など」が二箇所ある。説明文に挙がる四つの諸表は、いずれも 3.(1)③ 決算の仕組み の用語例と同じ文字列である。二文目に挙がる売上総利益、営業利益、経常利益の三つは用語例に含まれない。用語例は 17 語で、流動資産と固定資産、有形固定資産と無形固定資産、流動負債と固定負債のように対になる語を含む。
説明文の組み立て
| 文 | 逐語 |
|---|---|
| 一文目 | 貸借対照表,損益計算書,キャッシュフロー計算書,株主資本等変動計算書の目的,各諸表の貸方・借方の構成など,財務諸表の見方を理解する。 |
| 二文目 | また,売上総利益,営業利益,経常利益などの計算方式を理解する。 |
この表はシラバスの説明文を文で切ったものであり、シラバスが二文を対比しているわけではない。 どちらの文にも「など」がある。 一文目は「見方」、二文目は「計算方式」が対象である。
一文目が挙げる四つの諸表(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 逐語 |
|---|---|
| 1 | 貸借対照表 |
| 2 | 損益計算書 |
| 3 | キャッシュフロー計算書 |
| 4 | 株主資本等変動計算書 |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、重要度でも作る順でもない。 この四つに「など」は直接付かない。「など」は「貸方・借方の構成」の後ろに付く。 四つはいずれも 3.(1)③ 決算の仕組み の用語例と同じ文字列である。 各諸表の様式、記載事項は書かれていない。
二文目が挙げる三つの利益(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 逐語 |
|---|---|
| 1 | 売上総利益 |
| 2 | 営業利益 |
| 3 | 経常利益 |
この表の「順」は説明文に現れる順であって、重要度でも計算の順序でもない。 末尾が「など」で開かれている。三つで全部だとは書かれていない。 計算方式は書かれていない。 この三つは用語例に含まれない。
用語例 17 個(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中身 |
|---|---|---|
| 1 | 流動資産 | — |
| 2 | 固定資産 | — |
| 3 | 有形固定資産 | — |
| 4 | 無形固定資産 | — |
| 5 | 繰延資産 | — |
| 6 | 流動負債 | — |
| 7 | 固定負債 | — |
| 8 | 純資産 | — |
| 9 | 株主資本 | — |
| 10 | 費用 | — |
| 11 | 収益 | — |
| 12 | 販売費及び一般管理費 | — |
| 13 | 営業損益 | — |
| 14 | 営業外損益 | — |
| 15 | 特別損益 | — |
| 16 | 発生主義 | — |
| 17 | 保守主義 | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 17 語のいずれにも括弧が付かない。 17 語のいずれについても、意味・区分の基準・計上のしかたは書かれていない。 17 語はいずれも、ほかの 34 細目の用語例と完全には一致しない。 ただし「株主資本」「費用」「収益」「純資産」の 4 語は、3.(1)③ の「株主資本等変動計算書」、2.(1)② の「発注費用」「在庫費用」、3.(3)の「収益性指標」「PBR(…:株価純資産倍率)」などに、語の一部として現れる。
対になる形の組(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 組 |
|---|---|
| 1・2 | 流動資産 / 固定資産 |
| 3・4 | 有形固定資産 / 無形固定資産 |
| 6・7 | 流動負債 / 固定負債 |
| 16・17 | 発生主義 / 保守主義 |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも扱う順でもない。 この表は形が対になる語を抜き出したものであり、シラバスが対比しているわけではない。 4 組とも並びが連続している。 13〜15 語目は「損益」で終わる 3 語だが、二語の組にはならない。 10・11 語目の「費用」「収益」は隣り合うが、共通する文字を持たないため、この表には入れない。 それぞれの違い、区分の基準はいずれも書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 二文(97 字) |
| 文末 | 「〜を理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 2 箇所(各文に 1 つ) |
| 列挙に付くラベル | 用語例 |
| 用語例の数 | 17 |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は二文である。
貸借対照表,損益計算書,キャッシュフロー計算書,株主資本等変動計算書の目的, 各諸表の貸方・借方の構成など,財務諸表の見方を理解する。 また,売上総利益,営業利益,経常利益などの計算方式を理解する。
続けて 17 個が列挙されている。全語は ## 図 の表にある。
説明文の四つの諸表は 3.(1)③ の用語例である
Section titled “説明文の四つの諸表は 3.(1)③ の用語例である”一文目に挙がる四つは、いずれも 3.(1)③ 決算の仕組み の用語例と同じ文字列である。
| 語 | この細目 | 3.(1)③ |
|---|---|---|
| 貸借対照表 | 説明文 | 用語例 |
| 損益計算書 | 説明文 | 用語例 |
| キャッシュフロー計算書 | 説明文 | 用語例 |
| 株主資本等変動計算書 | 説明文 | 用語例 |
この表は同じ文字列が現れる位置を並べたものであり、 シラバスが二つの細目を対応づけているわけではない。
同じ四つが、一方では用語例、他方では説明文に置かれている。
3.(1)③ の用語例には、これらに「連結」を付けた 4 語も並ぶが、 この細目の説明文には現れない。
二文目の三つの利益は用語例に無い
Section titled “二文目の三つの利益は用語例に無い”「売上総利益」「営業利益」「経常利益」は、この細目の用語例 17 語に含まれない。
用語例には「営業損益」「営業外損益」「特別損益」があるが、 いずれも「損益」で終わる別の語である。
シラバスが両者を対応づけているわけではない。
このノートで「営業利益」と「営業損益」を同じものとして扱わない。
用語例に対になる形の語が四組ある
Section titled “用語例に対になる形の語が四組ある”流動/固定、有形/無形、流動/固定(負債)、発生主義/保守主義の 4 組である。 いずれも、共通する部分を持ち、前の部分だけが違う。
いずれも並びが連続しており、対になる語が隣り合う。
それぞれの組の違い、区分の基準はいずれも書かれていない。
12 語目「販売費及び一般管理費」は「及び」で二語をつないだ一語である。二語に分けて数えない。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 各諸表の様式、貸方・借方に何が並ぶか
- 売上総利益・営業利益・経常利益の計算式、算出の順序
- 用語例 17 語それぞれの定義、区分の基準、具体例
- 流動と固定の区分基準、有形と無形の違い
- 純資産と株主資本の関係
- 発生主義・保守主義の内容、ほかの主義との違い
- 3.(1)③ の「連結」が付く諸表との関係
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。