命令セット
説明文を読点で区切ると、どういう断片が並ぶか。
プロセッサのアーキテクチャによって命令セットに違いがあること,プロセッサアーキテクチャとしてはRISCとCISCがあることを理解する。
読点で区切ると、次の 2 つの断片が並ぶ。
- プロセッサのアーキテクチャによって命令セットに違いがあること
- プロセッサアーキテクチャとしてはRISCとCISCがあることを理解する。
一つ目の断片は「命令セットに違いがあること」、二つ目は「RISCとCISCがあること」で終わる。断片どうしの係り方を、シラバスは書き分けていない。
説明文の RISC・CISC と、用語例の 固定長命令・可変長命令 は、どう対応するか。
RISC・CISC は説明文に「プロセッサアーキテクチャとしては」の後ろに置かれ、固定長命令・可変長命令 は用語例に置かれている。 4 つとも括弧書きを持たない。
RISC・CISC と 固定長命令・可変長命令 の対応を、シラバスは書いていない。 どちらのアーキテクチャを選ぶかの基準も書かれていない。
説明文は「プロセッサのアーキテクチャ」をどう書いているか。
一つ目の断片は「プロセッサのアーキテクチャ」、二つ目の断片は「の」の無い「プロセッサアーキテクチャ」と書く。 見出し名は「プロセッサのアーキテクチャ」である。
2 つの書き方が同じものを指すかを、シラバスは書いていない。
シラバスは、プロセッサのアーキテクチャによって命令セットに違いがあること、プロセッサアーキテクチャとしてはRISCとCISCがあることを理解するとしている。用語例は 固定長命令・可変長命令 の 2 語で、RISC・CISC との対応は書かれていない。
用語例 2 語(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 |
|---|---|
| 1 | 固定長命令 |
| 2 | 可変長命令 |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 2 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(67 字) |
| 文末 | 「〜プロセッサアーキテクチャとしてはRISCとCISCがあることを理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 無し |
| 説明文の中の括弧 | 無し |
| 用語例の数 | 2 |
| 括弧を持つ用語例 | 0 |
| 用語例の区分見出し | 無し |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文、67 字である。「など」も括弧も無い。
説明文は「プロセッサのアーキテクチャによって」で始まり、1.(4)① の説明文と同じ書き出しである。 2 つの細目の関係を、シラバスは書いていない。 「アーキテクチャ」の文字列は、3.(2)の説明文(ハーバードアーキテクチャ・プリンストンアーキテクチャ)にも現れる。 2 つの細目の関係を、シラバスは書いていない。
シラバスはこの細目を 1.(4)プロセッサのアーキテクチャ の見出しの下の 3 番目(最後)に置いている。 1.(4)は見出しだけで、本文(説明文・用語例)を持たない。
ほかの細目との文字列の重なり
Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”b19gen/ov.py の照合では、2 語の語全体・括弧の前の文字列と細目名はほかの細目に現れず、ほかの細目の用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名もこの細目に現れない。
細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「命令」「プロセッサ」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- RISC・CISC の中身と違い
- RISC・CISC と 固定長命令・可変長命令 の対応
- 命令セットの違いの中身
- 「プロセッサのアーキテクチャ」と「プロセッサアーキテクチャ」が同じものか
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。