命令とアドレッシング
説明文の一文目と二文目は、それぞれ何を理解するとしているか。
代表的な機械語命令の種類,命令語の構成,命令の実行手順(命令の取出し,命令部の解読,データの取出し,命令の実行),アドレス修飾を理解する。また,機械語演算のバイナリ表現,アセンブラの記号表現との対応,相互の変換を行う方法を理解する。
一文目は「代表的な機械語命令の種類」「命令語の構成」「命令の実行手順」「アドレス修飾」を理解するとしている。 命令の実行手順の後ろの括弧に「命令の取出し,命令部の解読,データの取出し,命令の実行」の 4 つを置く。 二文目は「また,」で始まり、「機械語演算のバイナリ表現,アセンブラの記号表現との対応,相互の変換を行う方法」を理解するとしている。
命令の実行手順の括弧の中の 4 つそれぞれの中身と、変換の方法を、シラバスは書いていない。
用語例 20 語のうち、「命令」で終わる語と「アドレス指定」で終わる語は、それぞれどれか。
「命令」で終わるのは 算術演算命令・論理演算命令・転送命令・比較命令・分岐命令・シフト命令・入出力命令 の 7 語、「アドレス指定」で終わるのは 直接アドレス指定・間接アドレス指定・インデックスアドレス指定(…)・ベースアドレス指定・相対アドレス指定・絶対アドレス指定・即値アドレス指定 の 7 語である(インデックスアドレス指定(…) は括弧の前で数えた)。
20 語それぞれの意味と、「アドレス指定」で終わる 7 語の違いを、シラバスは書いていない。
細目名の「アドレッシング」は、説明文・用語例にどう現れるか。
「アドレッシング」の文字列は、説明文にも用語例にも無い。 説明文は「アドレス修飾」と書き、用語例も アドレス修飾 を持つ。用語例 インデックスアドレス指定(…) の括弧の中は「インデックス修飾」である。
細目名の「アドレッシング」と「アドレス修飾」「アドレス指定」の関係を、シラバスは書いていない。
シラバスは、代表的な機械語命令の種類、命令語の構成、命令の実行手順(命令の取出し、命令部の解読、データの取出し、命令の実行)、アドレス修飾を理解するとし、また、機械語演算のバイナリ表現、アセンブラの記号表現との対応、相互の変換を行う方法を理解するとしている。用語例は 20 語で、20 語それぞれの意味は書かれていない。細目名の「アドレッシング」は説明文・用語例に無い。
用語例 20 語(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中 |
|---|---|---|
| 1 | 算術演算命令 | — |
| 2 | 論理演算命令 | — |
| 3 | 転送命令 | — |
| 4 | 比較命令 | — |
| 5 | 分岐命令 | — |
| 6 | シフト命令 | — |
| 7 | 入出力命令 | — |
| 8 | アドレス部(オペランド) | オペランド |
| 9 | フェッチ | — |
| 10 | アドレス計算 | — |
| 11 | アドレス方式 | — |
| 12 | アドレス修飾 | — |
| 13 | 直接アドレス指定 | — |
| 14 | 間接アドレス指定 | — |
| 15 | インデックスアドレス指定(インデックス修飾) | インデックス修飾 |
| 16 | ベースアドレス指定 | — |
| 17 | 相対アドレス指定 | — |
| 18 | 絶対アドレス指定 | — |
| 19 | 即値アドレス指定 | — |
| 20 | 有効アドレス(実効アドレス) | 実効アドレス |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 「括弧の中」の列はシラバスの括弧をそのまま写したもので、括弧の中が見出しの別の書き方か、例示か、補足かを、シラバスは述べていない。 20 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 二文(116 字) |
| 一文目の文末 | 「〜アドレス修飾を理解する。」 |
| 二文目の文末 | 「〜相互の変換を行う方法を理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 無し |
| 説明文の中の括弧 | 1 個 |
| 用語例の数 | 20 |
| 括弧を持つ用語例 | 3 |
| 用語例の区分見出し | 無し |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は二文、116 字である。「など」は無い。括弧は 1 個ある。
用語例 アドレス部(オペランド) の括弧の中の「オペランド」は、1.(4)② の説明文・用語例にも現れる。 2 つの細目の関係を、シラバスは書いていない。
シラバスはこの細目を 1.(6)プロセッサの動作原理 の見出しの下の 2 番目に置いている。 1.(6)は見出しだけで、本文(説明文・用語例)を持たない。
ほかの細目との文字列の重なり
Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”b19gen/ov.py の照合では、20 語の語全体・括弧の前の文字列と細目名はほかの細目に現れず、ほかの細目の用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名もこの細目に現れない。
細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「方式」「データ」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 20 語それぞれの意味
- 命令の実行手順の括弧の中の 4 つそれぞれの中身
- 「アドレス指定」で終わる 7 語の中身と違い
- バイナリ表現とアセンブラの記号表現の変換の方法
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。