入出力制御の方式
説明文の一文目と二文目は、それぞれ何を理解するとしているか。
CPUを介さない転送方式であるDMA方式やチャネル制御方式を理解する。また,入出力割込みが果たす役割を理解する。
一文目は「CPUを介さない転送方式である」の直後に「DMA方式」を置き、「や」で「チャネル制御方式」を続ける。 「CPUを介さない転送方式である」が チャネル制御方式 にも係るかを、シラバスは書き分けていない。 二文目は「また,」で始まり、「入出力割込みが果たす役割」を理解するとしている。
入出力割込みの役割の中身を、シラバスは書いていない。
DMA方式・チャネル制御方式・プログラム制御方式 は、シラバスのどこに置かれているか。
DMA方式 は説明文に置かれ、用語例にも DMA(…)方式 の形で置かれている。チャネル制御方式 は説明文だけに、プログラム制御方式 は用語例だけに置かれている。 用語例の DMA(…)方式 は、括弧の中に「Direct Memory Access:直接記憶アクセス」を置く。
プログラム制御方式 の中身を、シラバスは書いていない。 3 語の違いも書かれていない。
シラバスは、CPUを介さない転送方式であるDMA方式やチャネル制御方式を理解するとし、また、入出力割込みが果たす役割を理解するとしている。用語例は 2 語で、2 語それぞれの意味は書かれていない。
用語例 2 語(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中 |
|---|---|---|
| 1 | プログラム制御方式 | — |
| 2 | DMA(Direct Memory Access:直接記憶アクセス)方式 | Direct Memory Access:直接記憶アクセス |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 「括弧の中」の列はシラバスの括弧をそのまま写したもので、括弧の中が見出しの別の書き方か、例示か、補足かを、シラバスは述べていない。 2 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 二文(56 字) |
| 一文目の文末 | 「〜DMA方式やチャネル制御方式を理解する。」 |
| 二文目の文末 | 「〜入出力割込みが果たす役割を理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 無し |
| 説明文の中の括弧 | 無し |
| 用語例の数 | 2 |
| 括弧を持つ用語例 | 1 |
| 用語例の区分見出し | 無し |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は二文、56 字である。「など」も括弧も無い。
二文目の「入出力割込み」は、1.(6)③ の用語例と同じ文字列である。 2 つの細目の関係を、シラバスは書いていない。
シラバスはこの細目を 4.(1)入出力インタフェース の見出しの下の 3 番目(最後)に置いている。 4.(1)は見出しだけで、本文(説明文・用語例)を持たない。
節 4 の【目標】の 1 項目目「入出力インタフェースの種類,特徴を修得し,応用する。」は、見出し名「入出力インタフェース」を文字列として持つ。 【目標】の項目と細目の対応を、シラバスは述べていない。
ほかの細目との文字列の重なり
Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”- CPU — 1.(3)の用語例 CPU が、この細目の説明文に現れる
- 入出力割込み — 1.(6)③ の用語例 入出力割込み が、この細目の説明文に現れる
- 割込み — 1.(6)③ の細目名が、この細目の説明文に現れる
(用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名が、ほかの細目の細目名・説明文・用語例に現れる組は、b19gen/ov.py で両方向に照合し、すべて挙げた。細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「方式」「制御」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。)
シラバスはこれらを結び付けていない。 文字列が同じことだけが事実である。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- DMA方式・チャネル制御方式・プログラム制御方式 の中身と違い
- 入出力割込みが果たす役割の中身
- この細目と 1.(6)③ 割込み の関係
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。