開発ツールの種類と特徴
説明文を読点で区切ると、どういう断片が並ぶか。
設計を支援するツール,プログラミングやテストを支援するツール,ソフトウェア開発の各工程を通して自動化,効率化を目的とするツール,開発作業全体を一貫して工程を支援するIDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)など,代表的な開発ツールの種類,特徴,機能を理解する。
読点で区切ると、次の 8 つの断片が並ぶ。
- 設計を支援するツール
- プログラミングやテストを支援するツール
- ソフトウェア開発の各工程を通して自動化
- 効率化を目的とするツール
- 開発作業全体を一貫して工程を支援するIDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)など
- 代表的な開発ツールの種類
- 特徴
- 機能を理解する。
「など」は IDE(…) の後ろにある。断片どうしの係り方を、シラバスは書き分けていない。
用語例の テストツール(…) は、括弧の中に何を置いているか。
静的デバッギングツール(…)・動的デバッギングツール・静的解析ツール(…)・動的解析ツール(…) の 4 つを置き、うち 3 つはさらに括弧を持つ。 括弧の中に括弧を持つ用語例は、この 36 細目でこの 1 語だけである。
4 つと、その括弧の中の語それぞれの意味を、シラバスは書いていない。
用語例の ローコードツール と ノーコードツール は、どこが違うか。
5 番目と 6 番目に続けて置かれ、先頭の「ロー」「ノー」だけが違う。 「ツール」で終わる語は 設計ツール・ドキュメント生成ツール・構築ツール・ローコードツール・ノーコードツール・バージョン管理ツール の 6 語である(括弧を持つ 設計支援ツール(…)・テストツール(…) は括弧の前が「ツール」で終わる)。
2 語の違いを、シラバスは書いていない。
シラバスは、設計を支援するツール、プログラミングやテストを支援するツール、ソフトウェア開発の各工程を通して自動化、効率化を目的とするツール、開発作業全体を一貫して工程を支援するIDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)など、代表的な開発ツールの種類、特徴、機能を理解するとしている。用語例は 16 語で、16 語それぞれの意味は書かれていない。
用語例 16 語(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中 |
|---|---|---|
| 1 | 設計支援ツール(SADT:Structured Analysis and Design Techniques,SREM:Software Requirement Engineering Methodology,PSL/PSA:Problem Statement Language /Problem Statement Analyzer) | SADT:Structured Analysis and Design Techniques,SREM:Software Requirement Engineering Methodology,PSL/PSA:Problem Statement Language /Problem Statement Analyzer |
| 2 | 設計ツール | — |
| 3 | ドキュメント生成ツール | — |
| 4 | 構築ツール | — |
| 5 | ローコードツール | — |
| 6 | ノーコードツール | — |
| 7 | テストツール(静的デバッギングツール(プリティプリンター,クロスリファレンス),動的デバッギングツール,静的解析ツール(ソースコード解析ツール,プログラム構造解析ツール),動的解析ツール(テストデータ生成ツール,テストカバレージツール,テストベッドツール,プログラム検証ツール)) | 静的デバッギングツール(プリティプリンター,クロスリファレンス),動的デバッギングツール,静的解析ツール(ソースコード解析ツール,プログラム構造解析ツール),動的解析ツール(テストデータ生成ツール,テストカバレージツール,テストベッドツール,プログラム検証ツール) |
| 8 | ツールチェーン | — |
| 9 | エミュレーター | — |
| 10 | シミュレーター | — |
| 11 | ICE(In-Circuit Emulator:インサーキットエミュレーター) | In-Circuit Emulator:インサーキットエミュレーター |
| 12 | トレーサー | — |
| 13 | インスペクター | — |
| 14 | スナップショット | — |
| 15 | アサーションチェッカ | — |
| 16 | バージョン管理ツール | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 「括弧の中」の列はシラバスの括弧をそのまま写したもので、括弧の中が見出しの別の書き方か、例示か、補足かを、シラバスは述べていない。 16 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 一文(155 字) |
| 文末 | 「〜特徴,機能を理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 1 箇所 |
| 説明文の中の括弧 | 1 個 |
| 用語例の数 | 16 |
| 括弧を持つ用語例 | 3 |
| 用語例の区分見出し | 無し |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は一文、155 字である。「など」は 1 箇所ある。括弧は 1 個ある。
シラバスはこの細目を節 4 開発ツール の 1 番目に置いている。
説明文の「代表的な開発ツールの種類,特徴,機能」のうち「開発ツールの種類,特徴,機能」は、節 4 の【目標】の 1 項目目「ソフトウェア開発に用いる開発ツールの種類,特徴,機能を修得し,応用する。」にも現れる。 【目標】の項目と細目の対応を、シラバスは述べていない。
ほかの細目との文字列の重なり
Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”b20gen/ov.py の照合では、16 語の語全体・括弧の前の文字列と細目名はほかの細目に現れず、ほかの細目の用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名もこの細目に現れない。
細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「管理」「プログラム」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 16 語と括弧の中の語それぞれの意味
- 説明文の「ツール」で終わる 3 つの断片・IDE(…) と用語例 16 語の対応
- ローコードツール と ノーコードツール の違い
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。