製品品質モデル
説明文を文ごとに読点で区切ると、どういう断片が並ぶか。
システム及び/又はソフトウェア製品の品質特徴(品質に関係する測定可能な特徴とそれに伴う品質測定量)を八つに分類した製品品質モデルを理解する。また,各特性は関連する副特性の集合から構成されていることを理解する。
文ごとに読点で区切ると、一文目は 1 つ、二文目は 2 つの断片になる。 二文目は「また」で始まる。
一文目:
- システム及び/又はソフトウェア製品の品質特徴(品質に関係する測定可能な特徴とそれに伴う品質測定量)を八つに分類した製品品質モデルを理解する。
二文目:
- また
- 各特性は関連する副特性の集合から構成されていることを理解する。
一文目は読点を持たず、括弧の中に「品質に関係する測定可能な特徴とそれに伴う品質測定量」を置く。細目名「製品品質モデル」は一文目に現れる。断片どうしの係り方を、シラバスは書き分けていない。
用語例 8 語のうち、括弧を持つ語はどれか。
使用性(…)・信頼性(…)・保守性(…) の 3 語である。 括弧の中は次のとおりで、3 つとも「ほか」で終わる。
- 使用性(…) の括弧の中: 「習得性,運用操作性,アクセシビリティほか」
- 信頼性(…) の括弧の中: 「可用性,回復性ほか」
- 保守性(…) の括弧の中: 「解析性,試験性ほか」
8 語と括弧の中の語それぞれの意味を、シラバスは書いていない。
シラバスは、システム及び/又はソフトウェア製品の品質特徴(品質に関係する測定可能な特徴とそれに伴う品質測定量)を八つに分類した製品品質モデルを理解するとし、また、各特性は関連する副特性の集合から構成されていることを理解するとしている。用語例は 8 語で、8 語それぞれの意味は書かれていない。
用語例 8 語(シラバスの並び順のまま)
| 順 | 用語例 | 括弧の中 |
|---|---|---|
| 1 | 機能適合性 | — |
| 2 | 性能効率性 | — |
| 3 | 互換性 | — |
| 4 | 使用性(習得性,運用操作性,アクセシビリティほか) | 習得性,運用操作性,アクセシビリティほか |
| 5 | 信頼性(可用性,回復性ほか) | 可用性,回復性ほか |
| 6 | セキュリティ | — |
| 7 | 保守性(解析性,試験性ほか) | 解析性,試験性ほか |
| 8 | 移植性 | — |
この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 「括弧の中」の列は、シラバスの括弧の中の文字列をそのまま写したものである。 8 語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。
この細目でのシラバスの書き方
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 説明文 | 二文(104 字) |
| 一文目の文末 | 「〜八つに分類した製品品質モデルを理解する。」 |
| 二文目の文末 | 「〜各特性は関連する副特性の集合から構成されていることを理解する。」 |
| 説明文の「など」 | 無し |
| 説明文の中の括弧 | 1 個 |
| 用語例の数 | 8 |
| 括弧を持つ用語例 | 3 |
| 用語例の区分見出し | 無し |
シラバスが書いていること
Section titled “シラバスが書いていること”説明文は二文、104 字である。「など」は無い。括弧は 1 個ある。
シラバスはこの細目を 2.(8)ソフトウェア品質 の見出しの下の 2 番目(最後)に置いている。 2.(8)は見出しであるが、説明文と用語例を持つ(下の「見出し 2.(8)の本文」)。
説明文の「システム及び/又はソフトウェア」は、節 2 の【目標】「システム及び/又はソフトウェア設計の考え方,手順,手法,留意事項を修得し,適用する。」にも現れる。 【目標】の項目と細目の対応を、シラバスは述べていない。
見出し 2.(8)の本文
Section titled “見出し 2.(8)の本文”見出し 2.(8)ソフトウェア品質 は、次の説明文と用語例を持つ。 この見出しにはノートを置いていない。
JIS X 25010で規定されているシステム及びソフトウェア製品の品質特性を理解し,要件定義や設計の際には品質特性を考慮することを理解する。
見出しの用語例は JIS X 25010・ISO 9000 の 2 つで、どちらも括弧書きを持たない。
見出しの本文と、この細目の説明文・用語例の関係を、シラバスは述べていない。
ほかの細目との文字列の重なり
Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”- 信頼性 — この細目の用語例 信頼性(…) の括弧の前の「信頼性」が、2.(2)③ の説明文、2.(2)⑥ の説明文にも現れる
- 効率性 — 2.(8)① の用語例 効率性 が、この細目の用語例 性能効率性 に現れる
(用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名が、ほかの細目の細目名・説明文・用語例に現れる組は、b24gen/ov.py で両方向に照合し、すべて挙げた。細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「システム」「ソフトウェア」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。ほかの細目の用語例の括弧の中は、照合する先に含めていない(括弧の中に当たる一致は挙げない)。)
シラバスはこれらを結び付けていない。 文字列が同じことだけが事実である。
この細目で書かないこと
Section titled “この細目で書かないこと”次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。
- 8 語と括弧の中の語それぞれの意味
- 見出し 2.(8)の説明文・用語例 JIS X 25010・ISO 9000 と、この細目の関係
名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。