コンテンツにスキップ
説明文を読点で区切ると、どういう断片が並ぶか。

問題の再発防止のため,特性要因分析などを実施することによって,根本原因の抽出,類似事故の発生の可能性を検討し,システム及び/又はソフトウェアの改善やマニュアルなどの改訂を行うことを理解する。

読点で区切ると、次の 5 つの断片が並ぶ。

  • 問題の再発防止のため
  • 特性要因分析などを実施することによって
  • 根本原因の抽出
  • 類似事故の発生の可能性を検討し
  • システム及び/又はソフトウェアの改善やマニュアルなどの改訂を行うことを理解する。

細目名「再発防止策の実施」は、説明文に現れない。一つ目の断片「問題の再発防止のため」は「再発防止」を持つが、細目名「再発防止策の実施」の文字列は説明文に現れない。細目名「再発防止策の実施」と断片「問題の再発防止のため」の関係を、シラバスは述べていない。

用語例 2 語は、括弧の中に何を置いているか。

2 語とも括弧を持つ。 括弧の中は次のとおり。

  • システム信頼性のための解析技法(…) の括弧の中: 「FTA,FMEA,STAMP/STPAほか」
  • 双方向の追跡可能性(…) の括弧の中: 「双方向のトレーサビリティ」

1 番目の括弧の中は全角読点で 3 つに区切れ、3 つ目は「STAMP/STPAほか」である。

2 語と括弧の中の語それぞれの意味を、シラバスは書いていない。

シラバスは、問題の再発防止のため、特性要因分析などを実施することによって、根本原因の抽出、類似事故の発生の可能性を検討し、システム及び/又はソフトウェアの改善やマニュアルなどの改訂を行うことを理解するとしている。用語例は 2 語で、2 語と括弧の中の語それぞれの意味は書かれていない。細目名「再発防止策の実施」は、説明文に現れない。説明文の各断片の中身も書かれていない。

用語例 2 語(シラバスの並び順のまま)

順用語例括弧の中
1システム信頼性のための解析技法(FTA,FMEA,STAMP/STPAほか)FTA,FMEA,STAMP/STPAほか
2双方向の追跡可能性(双方向のトレーサビリティ)双方向のトレーサビリティ

この表の「順」はシラバスの並び順であって、重要度でも実施の順序でもない。 「括弧の中」の列は、シラバスの括弧の中の文字列をそのまま写したものである。 2 語と括弧の中の語のいずれについても、意味はシラバスに書かれていない。

この細目でのシラバスの書き方

項目記載
説明文一文(95 字)
文末「〜システム及び/又はソフトウェアの改善やマニュアルなどの改訂を行うことを理解する。」
説明文の「など」2 箇所
説明文の中の括弧無し
用語例の数2
括弧を持つ用語例2
用語例の区分見出し無し

説明文は一文、95 字である。「など」は 2 箇所ある。括弧は無い。

シラバスはこの細目を 6.(4)保守の手順 の見出しの下の 5 番目に置いている。 6.(4)は見出しだけで、本文(説明文・用語例)を持たない。

ほかの細目との文字列の重なり

Section titled “ほかの細目との文字列の重なり”

b29gen/ov.py の照合では、2 語の語全体・括弧の前の文字列と細目名はほかの細目に現れず、ほかの細目の用語例の語全体・括弧の前の文字列と細目名もこの細目に現れない。 細目名・説明文・用語例の語の一部について重なる例はほかにもあり(「問題」「システム及び/又はソフトウェア」など)、ここには挙げていない。英数字(と「/」「.」「-」)だけの語は、前後が英数字でない位置の一致だけを数えた(別の英語の一部として当たるものは除いた)。用語例の括弧の中は、括弧の中の 1 語と用語例の語全体が同じ文字列の組を除いて、照合する先に含めていない(それ以外の括弧の中に当たる一致は挙げない)。

次はいずれもこのノートの根拠に含まれていない。

  • 2 語と括弧の中の語それぞれの意味
  • 細目名「再発防止策の実施」と断片「問題の再発防止のため」の関係
  • 説明文の断片「問題の再発防止のため」「特性要因分析などを実施することによって」「根本原因の抽出」「類似事故の発生の可能性を検討し」「システム及び/又はソフトウェアの改善やマニュアルなどの改訂を行うことを理解する。」の中身

名前から内容を推測して書くことは spec.md §8.1a に反する。