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RFC 1122 §1.1.3 の 4 層のうち、Transport Layer と Internet Layer は何を担うか。

Transport Layer はアプリケーションのための端点間の通信サービスを提供し、TCP(コネクション型)と UDP(コネクションレス)が属する。 Internet Layer では、すべてのトランスポートプロトコルが IP を使って送信元ホストから宛先ホストへデータを運ぶ。

TCP/IP の層の名前は OSI 参照モデルの層の名前と同じか。

同じではない。RFC 1122 が定めるのは Link Layer / Internet Layer / Transport Layer / Application Layer の 4 層で、「データリンク層」「ネットワーク層」は OSI 側の呼び方である。 本ノート群はシラバスの細目名に合わせて OSI 側の呼び方を使っている。

TCP/IP は 4 つの層でインターネット通信の役割を分担するプロトコル群である。

層(RFC 1122 の名称)担うことRFC 1122 が挙げる例本ノート群での呼び方
Application Layerプロトコル群の最上位の層Telnet, FTP, SMTP / SNMP, BOOTP, DNSアプリケーション層のプロトコル
Transport Layerアプリケーション間の端点どうしの通信サービスTCP(コネクション型), UDP(コネクションレス)トランスポート層のプロトコル
Internet Layer送信元ホストから宛先ホストへデータを運ぶIP / ICMP(診断), IGMP(マルチキャスト)ネットワーク層のプロトコル
Link Layer直接つながっているネットワークの中での通信Ethernet, IEEE 802 など網ごとの媒体アクセスデータリンク層のプロトコル

RFC 1122 は、インターネットのプロトコル群を上から Application / Transport / Internet / Link の 4 層として定義している。 最上位の Application Layer は user protocols(Telnet、FTP、SMTP)と support protocols(SNMP、BOOTP、DNS)を含む。

Transport Layer は、アプリケーションのために端点どうしの通信サービスを提供する層である。 コネクション型の TCP とコネクションレスの UDP がある。

Internet Layer では、すべてのトランスポートプロトコルが IP を使って送信元ホストから宛先ホストへデータを運ぶ。 IP に加えて、診断のための ICMP とマルチキャストのための IGMP がこの層に属する。

Link Layer は、直接つながっているネットワークの中での通信を担う。Ethernet や IEEE 802 のように、 ネットワークの種類ごとに異なる媒体アクセスの方式がここに入る。

シラバスがこの小分類で使っている「データリンク層」「ネットワーク層」という名前は OSI 側の呼び方であり、 RFC 1122 の “Link Layer” / “Internet Layer” とは文字列が一致しない。指しているものは対応しているが、 名前が同じだと考えると混乱するので、上の図の対応で読み替える。

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